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こんにちは、ぽっぽです。
今日のテーマはこちら
- 春に読みたい小説5選
朝晩は冷えるものの、昼間はすっかり春の暖かさになりましたね。
今年の桜の開花は、例年よりも少し早めのようです。
皆さんはこの時期なにを思い浮かべますか?
桜、お花見、三色団子、出会い、別れ、旅立ち….
そう、春といえば「花粉症」です。
こうして記事を書いている今も、私の両目は花粉に侵され続けています。
ご存知の方がいらっしゃいましたら、どうか私に目玉を取り出して洗う方法を教えてください。
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『蜜蜂と遠雷』恩田陸(著)
国際ピアノコンクールを舞台に描かれた、頂点をめぐる闘いの物語。
個性際立つキャラクターや、圧巻の文章力が魅力の作品です。
著者の音楽への深い理解や、底なしの語彙力・表現力に度肝を抜かれ、尊敬を超えて末恐ろしいと震えました。
読後の余韻も凄すぎて。
私はなかなか次の本へと手が伸びないくらいでした。
ボリュームがあるので、まとまった時間があるときに読むことをおすすめします。
【春に読みたい理由】
「決意」「挑戦」という点で、登場人物たちが新たな一歩を踏み出す姿が描かれているから。
そこがなんだか春っぽい。
読みやすさ:★★☆☆☆
春めき度 :★★☆☆
共感度 :★★☆☆
個性 :★★★★★
読後感 :★★★★★
詳細はここをクリック
【No.30】~12年もの時を経て完成した至極の一冊~ 『蜜蜂と遠雷』 恩田 陸(著)『君の膵臓をたべたい』住野よる(著)
住野よるさんの衝撃のデビュー作「キミスイ」。
孤独を愛する”名前のない僕”と、明るくて人気者のヒロイン”桜良”。
正反対のふたりが桜良の秘密を共有することで交わってゆく、切ない青春小説です。
といっても、爽やかで泣けるただの青春ラブストーリーと侮ることなかれ。
予想外の展開が最後に待ち構えています。
【春に読みたい理由】
「出会い」「別れ」という点で、春っぽいなと。
ヒロインの名前も桜良だし。
読みやすさ:★★★★★
春めき度 :★★★☆☆
共感度 :★★★☆☆
個性 :★★★★★
読後感 :★★☆☆☆
【住野よるさんのその他の作品】
✳︎夜になると化け物になる僕と、いじめられっ子の彼女の物語⬇︎
【No.5】~ほんとうのバケモノはどっち?~ 『よるのばけもの』 住野よる(著)✳︎幸せの意味を考える少女の、不思議な出会いの物語⬇︎
【No.38】~幸せとは何か?を考えさせてくれる、不思議な出会いの物語〜 『また、同じ夢を見ていた』 住野 よる(著)✳︎”最後の青春”をリアルに描いた、痛烈に響く物語⬇︎
【No.106】「最後の青春」のきらめきと残酷さを描いた、痛烈に心に響く物語『青くて痛くて脆い』 住野 よる(著)『春期限定いちごタルト事件』米澤穂信(著)
米澤穂信さんの<小市民シリーズ>第一作目。
高校生の小鳩くんと小山内さんによる、ライトなミステリー小説です。
恋愛関係にも依存関係にもないが<互恵関係>にあるふたりの共通目標は「小市民」として慎ましく生きること。
小市民でありたい小鳩くんと小山内さんが、日常の奇妙な謎を解いていくという、ごくごくシンプルなストーリーです。
シリーズものなので、今後のふたりの関係にも注目。
【春に読みたい理由】
物語の季節が春だから。
というか、タイトルの時点でもう春に読みたくなるやつ。
読みやすさ:★★★★★
春めき度 :★★★☆☆
共感度 :★★★☆☆
個性 :★★★☆☆
読後感 :★★★★☆
詳細はここをクリック
【No.108】日常で起きるささやかな事件の謎を解く、ライトな青春ミステリー!小市民シリーズ第一弾『春期限定いちごタルト事件』 米澤 穂信(著)『光待つ場所へ』辻村深月(著)
さまざまな人たちの<扉を開く瞬間>を描いた、5つの短編小説集。
満開の桜の中、新たな決意を胸に扉を開けた人。
居心地の良い闇を抜け出し、本物の光の中で生きていく覚悟を決めた人。
嘘の世界の住人が、本当の世界で自分の欲望と向き合ったとき。 etc…
繊細でリアルで、ときに残酷。
だからこそ扉を開けて光が差し込む瞬間が、どうしようもなく綺麗な作品です。
【春に読みたい理由】
『しあわせのこみち』の桜並木の美しさが印象的だから。
「出会い」「扉を開く瞬間」「差し込む光」……
どの物語も、ラストのその先に春を感じるのですよ。
読みやすさ:★★★★★
春めき度 :★★★★☆
共感度 :★★★★★
個性 :★★☆☆☆
読後感 :★★★★★
詳細はここをクリック
【No.112】扉を開く瞬間を描いた、光が差し込む5つの物語『光待つ場所へ』 辻村 深月(著)『最後の医者は桜を見上げて君を想う』二宮敦人(著)
「死」を受け入れることを説く医者と、「生」を絶対に諦めない医者。
正反対の死生観を持つふたりの医者と余命わずかな患者を描いた、心揺さぶる医療ドラマ。
対立するふたりの医者を通して、「死」を強く意識した「生」についてどうしようもなく考えさせられます。
「生きること」を描いた作品はたくさんありますが、ここまで痛烈に「死ぬこと」を突きつける作品にはあまりお目にかかったことがありません。
「死」を通してみることで、本当の意味で「生」の価値を知ることができるのかも。
重たい内容ですが、読めばきっと”気づき”がある作品。
【春に読みたい理由】
表紙とタイトルが桜だから。
「出会い」「別れ」という点でも春だけれど、生と死がテーマなのでかなり重たい。
読みやすさ:★★★★★
春めき度 :★☆☆☆☆
共感度 :★★★☆☆
個性 :★★☆☆☆
読後感 :★★★★☆
詳細はここをクリック
【No.115】「死」を肯定する医者 ×「生」を諦めない医者の、死生観を問う衝撃の物語『最後の医者は桜を見上げて君を想う』 二宮 敦人(著)まとめ
今回は「春分の日」ということで、私の独断と偏見だけで春に読みたい小説を選んでみました。
私が選んだのは「まさしく春!!!」というよりも、どことなく春を感じられるような作品ばかりかと。
わりと読み応えのある作品が多いので、サラッと読みたい方には米澤穂信さんの『春期限定いちごタルト事件』がおすすめです。
ヘビーな内容もどんとこい!な方は二宮敦人さんの『最後の医者は桜を見上げて君を想う』はいかがでしょうか。
死生観について深く考えさせられますよ。
飛び抜けてインパクトもボリュームもあるのは、やっぱり恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』ですね。
哲学的な考えや抽象的表現も多いので読みやすいとは言えないかもしれませんが、ぜひあの言葉にならない圧倒的な余韻を味わっていただきたい。
春は人だけでなく、本との出会いも楽しみましょう!
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