※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
こんにちは、ぽっぽです。
今回ご紹介するのはこちら↓↓
- “食欲の秋”に読みたい小説3選
最近すっかり秋めいてきたということで、今回は<食欲の秋>をテーマに食べものが登場する小説をご紹介します。
四季折々の旅先でのごはんとお酒、シンプルなお惣菜、どこか懐かしい食べものたち・・・
それぞれに雰囲気の異なる作品なので、気分に合わせて選んでみてくださいね。
読み放題なら「Kindle Unlimited」
【“Kindle Unlimited”のおすすめポイント】
- 30日間の無料体験で気軽に始められる!
▶︎まずは無料でお試しができる - 月額980円で200万冊以上の本が読み放題!
▶︎いつでもキャンセル可能 - 好きな端末で本が読める!
▶︎Kindle、スマートフォン、ダブレット、PC等
「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」島本 理生(著)
「三十歳の私は、その日、夕方の春の海辺で、どこへ行けるか分からない恋を始めた」
ワーカホリック気味のOL、知世、三十歳。
最近の楽しみは、半年前に仕事で出会った年上のWEBエンジニア・椎名さんとの月二回のデート。
蟹鍋と日本酒、江ノ島の生しらすと鎌倉ビール、雨の日の焼き鳥とレモンサワー・・・
美味しいものを、一緒に食べられる心地よい関係。
その気持ちが恋に変わり始めた頃、椎名さんからある重大な秘密を打ち明けられる。
行方のわからない“大人の恋”がむかう先はーー?
三十代の女性におすすめの【大人の恋愛小説】。
読むとおいしいご飯が食べたくなって、おいしいお酒がのみたくなって、旅をしたくなる。
そんな「食欲の秋」にぴったりな一冊です。
たくさんの食と旅を通して関係を築いていく、椎名さんと知世の空気感はとても心地よくて。
テーマは重たいですが、読後感は軽やかです。
ここをクリック
>>「わたしたちは銀のフォークと薬を手にして」のレビューはこちら
「雪と珊瑚と」梨木 香歩(著)
「赤ちゃん、お預かりします」
シングルマザーの山野珊瑚、21歳。
赤ん坊の雪を抱え、ひとり途方に暮れていたところを、年配の女性・くららに助けられた。
この出会いをきっかけに、絶望の淵から道を切り開いていく珊瑚。
いろんな人たちの助けに支えられ、心と体にやさしい惣菜カフェ『雪と珊瑚』をオープンさせる。
生きること食べることの意味と真摯に向き合う物語。
大根の茹で汁だし、小玉ねぎのスープ、おかずケーキ、油揚げと菜っ葉の和え物。
素材の良さを活かした、手を加えすぎないシンプルな料理がとても心に染みます。
終始ほっこりと優しいだけではなく、様々なスパイスが効いているのも特徴。
絶望の淵に立たされても、温かい食べものを口にするだけで、人はまた立ち上がれる。
生きること、食べることを、優しくそして力強く描いた作品です。
ここをクリック
「台所のラジオ」吉田 篤弘(著)
「ラジオを聴いていたのだ。台所で」
定番の紙カツ、思い出のビフテキ、変わらないミルク・コーヒーと、夜中のお茶漬け・・・
変わってゆくものと、変わらずにそこにあるもの。
台所のラジオから聴こえる静かな声に耳を澄ませ、彼らの物語ははじまるーー。
ゆるやかに繋がる12の短編小説集。
不思議で、静かで、ゆるやかに繋がる12のささやかな物語。
それぞれの物語の共通点は「ラジオと食べ物」。
「紙カツと黒ソース」「海苔巻き」「ビフテキ」「ミルク・コーヒー」「ソース焼きそば」「生姜焼き定食」「お茶漬け」・・・
ハイカラな食べ物というよりは、日常になじんだ食べ物ばかりで、なんだかほっと癒されます。
静かで不思議で幻想的な吉田さんの世界に、“美味しい”が加わった小説。
ここをクリック
まとめ
さまざまな食べものが登場する小説を3冊ご紹介しましたが、気になる一冊は見つかりましたか?
“食”と“旅”と“大人の恋”を堪能したい方は『わたしたちは銀のフォークと薬を手にして』
素材を活かしたシンプルな料理に癒されたい方は『雪と珊瑚と』
懐かしい食べものと静かな心地よさに浸りたい方は『台所のラジオ』
がオススメです。
どれも私のお気に入りの小説なので、ぜひ読んでみてください!
ここをクリック
コメントを残す