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【2022年】上半期に読んだ本ベスト10を発表!

こんにちは、ぽっぽです。

今日のテーマはこちら

  • 2022年上半期に読んだ本ベスト10

2022年上半期が終了したということで、いったんここで今年読んだ本を振り返ろうと思い立ち。

1月から6月にかけて読んだ本の中から印象に残っている本を10冊選んでみました。

まだまだ読みたい本がたくさんあるので、下半期はもっともっと本を読めたらいいなと思います!

よかったらみなさんのベスト10も教えてくださいね♪

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ミステリー小説部門

『殺戮にいたる病』我孫子武丸 (著)

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良い意味でも悪い意味でも印象に残っている作品。

グロテスクという噂を耳にして躊躇しましたが、結果的には読んでよかったなと!

たしかにエグいし読後感も最悪ですが、久々に「そういうことか……」と唖然とさせられたミステリー。

グロテスク耐性が皆無な人にはおすすめしませんが、読めそうな人にはぜひ読んでみてほしい一冊です。

詳細はこちらをクリック

【No.187】あまりのおぞましさに身も凍る、衝撃のホラーミステリ!『殺戮にいたる病』我孫子武丸 (著)

『教室が、ひとりになるまで』浅倉秋成(著)

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本屋対象にノミネートされ、メディアやSNSでも話題沸騰となった『六人の嘘つきな大学生』の著者の作品。

(ちなみにこちらはまだ読んでいません)

久々に青春ミステリーに手を伸ばしましたが、思いのほか夢中になって一気読みしてしまいました。

いわゆる学園ものの「特殊能力系」ミステリーなのですが、あなどることなかれ。

特殊能力に依存しすぎることなく“異能バトル”“本格ミステリー”がうまく融合しているのです。

特殊設定のワクワク感と、トリックに迫るスリリングな展開、学生たちのリアルな叫びと、絶望と希望が交錯するラスト。

かなり本格的でロジカルなミステリーかつとても読みやすいので、学生にも大人にもおすすめの一冊です!

※詳細については随時更新予定です。

恋愛小説部門

『レモンタルト』長野まゆみ(著)

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内容がどうというよりもこの独特な世界観が好きすぎて。

どこか幻想的で不思議で仄暗く、それでいてしっとり艶やかな雰囲気に強く惹かれました。

恋愛小説に分類はしましたが、内容的にはミステリー小説的側面もあります。

ベタベタな恋愛小説が苦手でも読める一風変わった作品なので、雰囲気のある作品が好きな方におすすめです!

詳細はこちらをクリック

【No.185】義兄への恋心と日常にひそむ謎を描いた連作短編集『レモンタルト』長野まゆみ (著)

ファンタジー小説部門

『遠くの街に犬の吠える』吉田篤弘(著)

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「遠吠え」から始まり、いくつもの偶然によって紡がれてゆく物語。

吉田さん独特の世界観が漂いつつも、これまで読んだ作品とは少し雰囲気が異なる気がしました。

“音”をテーマにした作品ですが、めずらしく”恋愛要素”もあるのが新鮮で。

切ないけれど優しく、穏やかで澄んでいて。

私と同じく恋愛小説苦手勢にも自信を持っておすすめできるくらい、とても素敵な物語です。

慌ただしい日常を束の間忘れらるので、癒されたい人に読んでほしい一冊。

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【No.167】いくつもの偶然によって紡がれる、秘められた恋と消えゆく音の物語『遠くの街に犬の吠える』吉田篤弘 (著)

『ブランケット・ブルームの星型乗車券』吉田篤弘(著)

<ブランケット・シティ>という架空の街を舞台にした温もりいっぱいの作品。

イラストもたくさんなので、まるで”大人のための絵本”という感じでした。

ひとつひとつの物語はとても短いですが、深みのある印象的な言葉がたくさん散らばっていて。

読んでいるだけでどこかの街を旅しているかのような気分になれます。

何から何までこだわりに溢れた素敵すぎる作品なので、ぜひ手にとってみてください。

詳細はこちらをクリック

【No.191】読むだけで旅の気分を味わえる、架空の街の物語『ブランケット・ブルームの星型乗車券』吉田篤弘(著)

短編小説部門

『おまじない』西加奈子(著)

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年齢も境遇もさまざまな8人の女性たちが主人公の短編集。

とことん彼女たちの心に寄り添って描かれているので、共感できる部分がたくさんありました。

著者の優しさがひしひしと伝わってくる、とても包容力のある作品です。

誰かの心ない一言に深く傷つくこともあれば、誰かの何気ない一言に救われることもある。

この本そのものが誰かにとっての「おまじない」になってくれるのではないかなと思いました。

生きづらさや息苦しさを抱えながら頑張る人たちに読んでほしい一冊です。

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【No.193】生きづらさを抱える全ての人に寄り添ってくれる魔法の言葉『おまじない』西加奈子(著)

海外小説部門

『モモ』ミヒャエル・エンデ(著)

言わずと知れた不屈の名作。

驚いたのは、大人が読んでもとても興味深くて面白かったということ。

まさかこんなに考えさせられる物語だとは思いもしませんでした。

子どもがワクワクする冒険ファンタジーですが、大人に刺さるリアルな部分もたくさんあって。

自分でもびっくりするほど物語の世界に没入し、夢中になって最後まで読んでしまいました。

一度では足りず、何度も何度も繰り返し読みたくなってしまう作品です。

まだ読んだことがないという方はぜひ読んでみてください!

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【No.165】忙しすぎる現代人にこそ読んで欲しい、世界で愛され続ける児童書の名作『モモ』 ミヒャエル・エンデ(著)

『青空のむこう』アレックス・シアラー(著)

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子どもの頃に出会ってずっと忘れられずにいた一冊。

交通事故で亡くなった少年を通して<生きること>を描いた物語です。

大人になって再読してみましたが、やっぱり素敵な作品だなと実感しました。

”大感動・大号泣”というのとは少し違うのですが、そこも好きなんですよね。

「涙腺を崩壊させてやろう!」という感じではなく、じんわりと心に染み渡るのが心地よくて。

読後は透き通るような爽やかさに包まれる、子どもにも大人にもおすすめしたい一冊。

夏休みの読書感想文にもぴったりだと思います!

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【No.176】爽やかな感動に心が透き通る、大人も読みたいベストセラー小説『青空のむこう』アレックス・シアラー (著)

ホラー小説部門

『きのうの影踏み』辻村深月(著)

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日常に潜んでいるささやかな怪異を描いたホラー短編集。

基本的にホラー・オカルト系は苦手ですが、辻村さんの描く”ちょっと怖い”物語は好き。

『ふちなしのかがみ』も読みましたが、個人的にはこちらの方がより好みでした。

内容的にはバラエティー豊かで、背筋がゾワっとする話もあれば心温まる話もあって。

ホラーが苦手な人でも読みやすい作品だと思います。

体感温度を2,3度下げてくれるので、暑い夏にぜひ読んでみてください!

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【No.174】日常にひそむささやかな怪異を描いた”ちょっと怖い”物語『きのうの影踏み』辻村深月 (著)

『雷の季節の終わりに』恒川光太郎(著)

『夜市』をきっかけに好きになり、定期的に読んでいる恒川光太郎さんの作品。

「穏(おん)」という現世と隔てられた異世界を舞台にした長編小説です。

ホラーというよりも”ダークファンタジー”と表現した方がしっくりくる内容かもしれませんね。

<雷季>と呼ばれる季節がある「穏」の浮世離れした不気味さが、物語全体に独特な雰囲気を醸し出しています。

今回は若干ミステリーのような構成になっていて、スリリングな展開を味わえました。

ここではないどこかに迷い込んでしまったかのような、不思議な感覚を堪能してください。

※詳細については随時更新予定です。

まとめ

2022年上半期に読んだ本は全部で44冊。

 

もっと読んだ気がするのですが、意外と少ないですね。

 

今回はその中でも特に印象に残っている作品を10冊選んでみました。

 

本当はランキング形式にしようと思っていたのですが……

 

それぞれに魅力があってとても順位づけなんて出来ませんでした笑。

 

どれもおすすめなので、気になる作品があったらぜひ読んでみてくださいね。

 

下半期はもっとたくさんの本を読んでご紹介できたらなと思います!

 

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