※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています
先日いつもの本屋さんを覗いてみたところ、なんと大好きな吉田篤弘さんの新シリーズを発見。
本屋さんに行った際には必ずチェックしているのですが、最近行くたび新作に出会えている気がして、嬉しい限りです。
今回の新シリーズ以外に最近購入した吉田篤弘作品四冊↓
(『月とコーヒー』はまだ読めていなかったので、続編のデミタスが刊行されたタイミングで一緒に買いました!)
著者の幻のデビュー作を全面改稿、再編集した『ミルリトン探偵局シリーズ』は最近読み終えたばかり。
というわけで、まだ読んでもいない(笑)新シリーズ二作をご紹介したいと思います。
読み放題なら「Kindle Unlimited」
【“Kindle Unlimited”のおすすめポイント】
- 30日間の無料体験で気軽に始められる!
▶︎まずは無料でお試しができる - 月額980円で200万冊以上の本が読み放題!
▶︎いつでもキャンセル可能 - 好きな端末で本が読める!
▶︎Kindle、スマートフォン、ダブレット、PC等
春陽文庫より新たなレーベルが誕生
今回新しいレーベルである「吉田篤弘ペーパーバック」を出版したのは、春陽文庫。
恥ずかしながら春陽堂書店さんを今回初めて知ったのですが、明治から続く老舗出版社なのですね。
しばらく新作の刊行を休止していたみたいですが、2022年から再始動したようで、そんな中開幕したのが吉田篤弘さんの新シリーズ。
2025年7月時点で
『世ちなみに春陽堂書店さんからは昨年『十字路の探偵』も刊行されたばかりで、こちらも絶対買う……!
「吉田篤弘ペーパーバック」の特徴
<吉田篤弘ペーパーバック>は文庫本ではありますが、単行本のように一冊一冊、手づくりでつくりました。
手に入らなくなった旧作をリライトしたり、書き下ろし作品を含む新しい短編集を編んだり。
カバーに大きなアルファベットをあしらいましたが、ABS順になっているわけではありません。
どこからでも自由にお読み下さい。
どこから読んでも面白い本だけをお届けします。
<公式HPより引用>
装幀はもちろんクラフト・エヴィング商會で、イラストは吉田篤弘さん本人が手がけられています。
文字も色合いもデザインもイラストも、どこをとっても本当におしゃれで素敵。
カバーを外してみると、こんなところにもイラストが……!
細部にまでこだわりが感じられるので、ぜひ隅から隅まで眺めてください。
著者の作品は全部読みたいと思っているので、現在手に入らない作品もいつかこのレーベルから刊行されるかも……!と期待に胸が膨らみます。
人生の楽しみは、「幸福な時限爆弾」をいくつ仕掛けられるかにかかっているーー。
傷だらけの机に人の世を学び、笑うカラスに出会って、虹の根元を通り過ぎ、持ち運びのできる「夜」を夢想する。
奇妙な星=地球の、おかしな街=東京に生まれ育った著者が、一度も行ったことのない「遠いところ」を望みながら、面白おかしく綴ったエッセイ集。
<本の裏表紙より引用>
内容としては、北海道新聞で連載していたエッセイに書き下ろしを加えたもので、著者としては二冊目にあたるエッセイ集。
(一冊目は、ちくま文庫より刊行された『木挽町月光夜
中を開いてみると一般の文庫本とは違ったおもしろい特徴があるので、ぜひ買って確かめてみてください。
シリーズ第二弾:『世
世界でただ一人、電球を交換するオペレーターである、<電球交換士>の十文字扉ーー。
「ヤブ」と名乗るおかしな主治医に「不死身(かもしれない)」と診断され、永遠に終わらない命がもたらす憂鬱と向き合ってきた。
古きよきものが次々と消えてゆく<ミナト町>を舞台に、いくつもの謎めいた事件に翻弄されながら、はかなくてやさしい小さな光を守っていくーー。
<本の裏表紙より引用>
こちらは『電球交換士の憂鬱』というタイトルで刊行されていた作品をリライトし、タイトルを改題したもの。
旧タイトルは読んだことがあるのですが、著者の本は全部集めると決めているので、もちろん購入しました!
謎とユーモアが入り混じるミステリー風の連作短編集で、身近で起きる不思議な出来事を辿りながら、消えゆくものに思いを馳せるノスタルジックな物語。
作品全体に漂う雰囲気が『電球交換士の憂鬱』というタイトルとぴったりだったのですが、諸々の理由で今回変更されたようです。(その辺はあとがきに書かれていました)
新しいタイトルは、不死身(かもしれない)が故に憂鬱を覚えている主人公のセリフっぽくて、これまたいいんですよね。
もう一度読むのが楽しみです。
ちなみに吉田篤弘さんの作品は、『月とコーヒー』などの人気タイトルがKindle Unlimitedの対象になっていることもあるので、ぜひそちらも活用してみてください。
シリーズ一作目↓
シリーズ二作目↓
コメントを残す