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こんにちは、ぽっぽです。
今日の一冊はこちら↓
『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』尾形真理子(著)
一時期話題になっていた恋愛小説。
自分で選んだものではありませんが、どんなもんかと思い読んでみました。
印象としては、<読みやすく爽やかな恋愛小説>といったところ。
恋をしている人や、洋服が好きな人におすすめの一冊です。
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本の概要(あらすじ)
「愛するものを探すのは、女の方がうまい」
恋愛に悩む女性たちが訪れるのは、路地裏のセレクトショップ<Closet>。
不思議な魅力を放つオーナーと、居心地の良い店の雰囲気。
チャコールグレーのスカート、黒いペイントのデニム、リトルブラックのドレス・・・
彼女たちはそれぞれに運命の一着を探すうち、自分の素直な気持ちに気がついてゆくーー。
ルミネの広告コピーをきっかけに誕生した、大人の恋愛小説。
3つの特徴
セレクトショップ「Closet」
渋谷区神南の奥まった場所にあるセレクトショップ「Closet」。
ガラスドアの入り口、白い壁、古いミシンに、裸電球。
そして店内の奥にあるのは、ゆったりとした広さの試着室。
背の高いオーナーの女性は、まるで話しかけるように、ラックに掛かる洋服を手にとる。
不思議な魅力にあふれるこのセレクトショップを軸に、5つの物語は紡がれていきます。
恋に悩む大人の女性たちの背中をそっと押してくれるような、そんな短編小説です。
5つの大人の恋
マンネリ化した関係に悩むアラサー女子、不倫に身を焦がす女性、年下に片思いする翻訳家・・・
それぞれの恋に思い悩む女性が、自分を変える一着に出会うまでを描いた物語。
派手な展開やめずらしさはありませんが、女性の繊細な心を上手にすくい取ってくれるような、そんな内容です。
悩みや迷いを抱える女性たちが、試着室で自分の素直な心に気づき、最後は晴れやかな顔で幕を閉じる。
短編なので少し物足りなさを感じますが、爽やかな雰囲気は心地よいです。
印象的な章タイトル
ルミネの広告コピーをきっかけにして生まれたこの作品。
実は著者の尾形さんは、博報堂の売れっ子コピーライター。
ルミネをはじめ、資生堂や日産自動車などのキャッチコピーを手掛けているそうです。
5つの物語の章タイトルは、どれもルミネの広告コピー。
印象的なそのコピーが、本作の魅力の一つでもあります。
- 「あなたといたい、とひとりで平気、をいったりきたり」
- 「悪い女ほど、清楚な服がよく似合う」
- 「可愛くなりたいって思うのは、ひとりぼっちじゃないってこと」
- 「ドレスコードは、花嫁未満の、わき役以上で」
- 「好きは、片思い。似合うは、両思い」
本の感想
読みやすい文章に、爽やかな雰囲気、そしてお洒落な洋服たち。
ストーリー自体はありふれていて、特別印象には残りませんでしたが、それが良い意味で手に取りやすさに繋がっていると思います。
恋愛小説が好きか苦手かで好みは分かれると思いますが、ベタで爽やかな恋愛小説が好きな方にはおすすめです。
「恋をすると、新しい洋服を買いたくなる」なんて方は共感できる部分がたくさんあるのでは?
私は恋愛小説があまり得意ではないので、読みやすいとは思いましたが、正直再読はしないと思います。
とはいえ、多くの女性から高い評価を得ているこの作品。
恋にお疲れの方は、気分転換に読んでみてはいかかですか?ふんわりと元気をもらえると思いますよ。
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印象に残った言葉(名言)
「自分で選んだ恋を、誰かのせいにはしたくない」
「ちゃんと欲しがる女ほど、欲しがられる女になる」
「感情は、年を取らないのかもしれない」
「大人ほど、自由な心があってもいいんだ」
「男の子みたいだった女の子ほど、案外キレイになっていく」
この本の総評
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