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【No.105】〜子どもも大人も楽しめる!少年の大冒険を描いた、甘くてほろ苦い児童書ミステリー〜 『銃とチョコレート』 乙一(著)

こんにちは、ぽっぽです。

今日の一冊はこちら↓

『銃とチョコレート』 乙一(著)

以前から気になっていた、チョコレートだらけの冒険ミステリー小説。

怪盗ゴディバ探偵ロイズ、そして大冒険に挑むのは少年リンツ

名前を見るだけでワクワクがとまらない!

王道の冒険小説かと思いきや、そこは乙一さん。甘いだけでは終わりません。

子どもにはもちろん、大人も一緒に楽しめる物語です。

夏休みの読書感想文にもおすすめの一冊!

 

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本の概要(あらすじ)

「怪盗ゴディバ、またあらわる!?」

 

大富豪の家から数々の財宝を盗み続ける怪盗ゴディバ。

 

「英雄の金貨」「おもいでサファイア」「ほほえみダイヤモンド」「なきむしルビー」・・・

 

怪盗ゴディバを追う名探偵ロイズは、国民的ヒーローとして世間の注目を浴びている。

 

そんなロイズに憧れているぼくは、ある日偶然手に入れた地図をきっかけに、彼とともに冒険の旅へ。

 

しかし、ぼくを待ち受けていたのは想像もしない展開でーー

 

王道の冒険小説では終わらない、意外な仕掛けを兼ね備えた、甘くもほろ苦い物語!

3つの特徴

チョコレートづくし

本書の一番の特徴は、登場人物たちの名前。

ゴディバにロイズにリンツ。そう、まさにチョコレートづくし。

読み始める前にチョコレートを用意しておこう!絶対に食べたくなるよ!

【怪盗×探偵×チョコレート】なんて、子どもの好奇心をそそること間違いなしですよね。

ただし、甘いだけじゃないのもポイント。

ダークチョコレートどころか、カカオ含有率70%以上のハイカカオ並みの苦さも兼ね備えています。

怪盗ゴディバ:大富豪から数々の財宝を盗む大悪党。

 

名探偵ロイズ:ゴディバを追う名探偵。子どもたちの憧れの的。

 

リンツ:主人公の少年。父親が亡くなり、母親と二人暮し。

 

メリー:リンツの母親。

 

ブラウニー:ロイズの助手。

 

ガナッシュ:警察官。ロイズと協力して怪盗ゴディバを追う。

 

ドゥバイヨル:不良少年。リンツとともに冒険の旅へ。

 

ディーン&デルーカ:リンツの友人たち。

 

マルコリーニ:リンツの近所に住んでいる、見習いの新聞記者。

冒険×ミステリー

主人公の少年が住む国では、大富豪の家から次々に財宝が盗み出されるという事件が勃発している。

犯人は、怪盗ゴディバ。

現場に残されたカード書かれていた【GODIVA】のサインから、大悪党として国民全体にその名を知られることに。

そんな怪盗ゴディバに挑戦するのは、国民的ヒーローとして知られる名探偵ロイズ。

学校では「ロイズとゴディバ」というあそびが流行っているほど、子どもたちにも大人気の探偵だ。

リンツはある日、父の形見である聖書の中から一枚の地図を見つける。

マルコーニから【GODIVAカード】の極秘情報を教えてもらったリンツは、その地図が事件の重要な鍵になることを確信。

憧れのロイズとともに、ワクワクしながら冒険の旅へ・・・

 

と、思いきや

 

物語はまさかの展開へ。

そこはやっぱり乙一さん。ただの冒険活劇では終わりません。

二転三転する驚きの展開も待っているよ!

大人の裏側

本書は「かつて子どもだったあなたと少年少女のための」が合言葉の、講談社ミステリーランドシリーズの作品。

その合言葉どおり、子どもはもちろん、かつて子どもだった大人でも楽しめる内容になっています。

子どもは少年リンツの冒険活劇を。大人はミステリーや冒険の裏に隠されたテーマを。

読んだ人はわかると思いますが、本書で登場する大人にはなんと全員「裏の顔」があるのです。

子どもたちよ、簡単に大人を信じてはいけないよ。

欲望にまみれた大人の裏切り、銃と殺人、移民の差別問題・・・

冒険活劇の裏には、このような重たいテーマがたくさん隠されています。

児童書というには、なかなかにハードな内容ですが、子どもたちが「善と悪」について考えるきっかけにもなるかも。

美しいだけじゃない世界の裏側を覗き見ることができる、ダークファンタジー!

本の感想

本書は、乙一さん自身がポーランドの旅で感じたことをもとに書かれたそうです。

 

(作中で明言はしていませんが、主人公の少年・リンツはユダヤ系の移民という設定らしい)

 

「子ども向けの児童書」ということで、王道の冒険小説なのかなと思いながら読んでいましたが、そんなことはなく。

 

中盤からは「おっと?これ本当に子ども向け?」と突っこんでしまいたくなるようなダークな展開が容赦無く待ち受けています。

 

とはいえ、残酷さ的にはやはり子ども向けということで、通常の小説よりは控えめ。

 

普段の作品とはまた違った、乙一さんの描く児童書ミステリーを楽しめます。

 

ただ、平仮名中心の文章なので、大人は少し読みづらく感じるかもしれません。

 

王道の冒険物語の側面を持ちながら、ミステリー小説としての側面もあり、裏に隠されたさまざまなテーマを深読みできる側面もあり。

 

いろんな角度で見ることができるので、夏休みの読書感想文にもピッタリなんじゃないかなと思いました。

 

登場人物がチョコレートの名前なので、本を読むのが苦手な子でも手にとりやすそう。

 

たくさんの子どもたち、そして大人にもぜひ読んでみてほしい一冊です!

 

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乙一さんの他の作品

✳︎残酷な少年少女を描いた大人気シリーズ⬇︎

✳︎8つの切なく心温まる物語が詰まった白乙一短編集⬇︎

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【No.77】〜くすっと笑える乙一さんのコミカルなエッセイ集〜 『かいじゅうタイムズ 』乙一(著)

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【No.84】〜左眼と記憶を失った少女を待ち受ける、悪夢のような事件〜 『暗黒童話』 乙一(著)

✳︎夏の田舎町を舞台に描かれた、乙一さんのデビュー作⬇︎

【No.91】〜夏にぴったり!ホラー界を震撼させた、乙一さんの鮮烈なるデビュー作〜 『夏と花火と私の死体』乙一(著)

✳︎大人気作品『ジョジョの奇妙な冒険』のノベライズ小説⬇︎

【No.101】〜“乙一✖️ジョジョの奇妙な冒険” 杜王町を舞台に描かれた、傑作ノベライズ小説〜 『The Book ~jojo’s bizarre adventure 4th another day~』 乙一(著)

この本の総評

読みやすさ
(3.0)
ミステリー
(4.0)
冒険
(4.0)
チョコレート
(5.0)
総合評価
(4.0)

 

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