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【No.141】〜壮大な異世界ファンタジーシリーズ第一弾!〜 『スタープレイヤー』 恒川 光太郎(著)

こんにちは、ぽっぽです。

今日の一冊はこちら↓

『スタープレイヤー』恒川 光太郎(著)

前回読んだ「夜市」の雰囲気が好きで、

こちらの作品も手に取ってみました。

今作はホラーではなく、“壮大な異世界ファンタジー”です。

 

面白くて最後まで一気に読んでしまいました!

 

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本の概要(あらすじ)

「スタープレイヤーの世界へようこそ」

 

ある日目の前に現れた、奇妙な男。

 

突然差し出されたのは、「運命のくじ引き」。

 

一等賞を当てた主人公・夕月は、気づけば異世界へと飛ばされていた。

 

10の願いを叶える権利を与えられ、<スタープレイヤー>となった夕月。

 

他のスタープレイヤーとの出会いによって、

 

いつしか壮大な国家間の争いに巻き込まれてゆきーー

 

興奮がとまらない!冒険心くすぐる異世界ファンタジー!

 

3つの特徴

本格異世界ファンタジー

ある日突然異世界へ召喚され、

10の願い事を叶えられる権利を付与される。

という、著者の作品の中でもガッツリとした異世界ファンタジーです。

どこか楽しげな雰囲気もあり、

けれど何が起こるのだろうかという不安もあり・・・

序盤からハラハラワクワクさせられます。

設定としてはありがちなのでベタなストーリーを想像していましたが、

良い意味で予想を裏切られました。

主人公が若者ではなく、34歳の女性というのも絶妙。

現実世界ではパッとしない生活をおくっていた主人公・夕月が、

願い事で全身整形をし、絶世の美女になるのは夢がありますね(笑)

願い事のひとつに挙がりそうな、「復讐」の部分も描かれています。

夕月は理性的な部分もあれば、わりと俗っぽい部分もあって。

実家を召喚したかと思えば、下品なくらい豪華な庭園を作ったり、

(ダイヤモンドを散りばめた泉に、真珠を敷きつめた遊歩道!)

そのギャップが見ていて面白かったです。

基本的には善人でお人好しな部分もあるため、他者との関わりによって、

願い事をどう使っていくのか?にも注目です!

 

10の願い

願い事を叶えてくれると言う設定自体は珍しくはありませんが、

さすがに“10の願い”というのは斬新だなと思いました。

「アラジンの魔法のランプ」も「ドラゴンボール」も3つまでですからね。

一つの願い事に、あれもこれもと上乗せできるというのも斬新。

例)「家が欲しい」と言う願いに、家具や食料や車など、欲しいものをいくらでも付加できる。

<もし自分だったらどんな願い事をするか>

と考えながら読むのも楽しみ方のひとつ。

夕月や他のスタープレイヤーたちの願い事の使い方を見て、

ふむふむと感心してしまいました。

ちなみに、願い事は<具体的>じゃないとダメなので、

「美人になりたい」「幸せになりたい」というような

抽象的な願いでは、申請は通りません。

想像力を働かせ、知恵を振り絞り、

具体性を持った願い事を考える過程も面白いです。

全身リニューアルは外せないね!

広がる世界観

最初は何にもないところに独りぼっちという、

狭い世界からスタートしますが、

ある人物との出会いにより、徐々に世界が広がってゆきます。

「個」から始まった世界が、

いつしか「国」という大きな世界にまで発展。

異世界ものはたくさんありますが、

ここまで壮大な世界観には初めて出会いました。

まるで地図が広がっていくように、

新たな世界を構築していく様子には、とてもワクワクさせられます。

 

願い事の使い方も、外見を変える・豪邸を作る・復讐をするなど、

自分自身の欲望のために使う夕月でしたが、

他者との関わりによって変化が。

巨大な力を持つと言うのは、自由な反面、

ある意味とても不自由なのだなと思いました。

 

本の感想

恒川さんの作風は<和テイスト>のイメージが強かったので、今作は意外でした。

 

最初は『クリムゾンの迷宮』のような出だしに、「これもデス・ゲーム系か・・・」

 

と思ったのですが、物語は予想外の展開へ。

 

私は結構エグい系の本も読むので、夕月が願いを叶えるたびに、

 

何かとんでもない代償が待っているのではとひとりハラハラしてしまいました。

 

けれどそういったありがちなストーリーではなくて。

 

大きな力を得た主人公が、それによる苦悩を抱えながらも、どう生きるのか?

 

という部分に焦点を当てているのかなと思いました。

 

神話のような御伽噺っぽさもあり、ゲームのようなワクワク感もありと、

 

ありそうでなかった異世界ファンタジー。

 

面白すぎて、久々にすごい勢いで読んでしまいました。

 

「麗和(れいわ)」という言葉が出た瞬間に、「預言者か!?」と思わず鳥肌が!

 

今作ではまだまだ明らかになっていない部分がたくさんあるので、

 

次作も楽しみです。

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印象に残った言葉(名言)

「前向きに考えるべきだ。仕方がないから我慢する。そんなふうには思わない。そんなふうに思い始めたら、きっと人生がつまらなくなる」

 

「とにかく、自分がいくらでも最低の奴になり得る愚か者だと知っておくのはいいことだ」

 

「できないということは、心地のよい眠りに近い。何もかも諦めていい。できないのだから。仕方ないは魔法の言葉。それに比べて、できるということのなんと過酷なことか。できる人間には責任がある。できる人間はやらなくてはならない」

 

「富を分散させ、共通ルールーーつまり法律を作る。国名は「麗和」と決まった」

 

「夢は己の力で叶えるもの。世界は人々が知恵と勇気で切り開くもの」

 

「人はひとたび、社会というものに関わってしまえば、否応なしに、自分の主義主張だけで生きること許されない」

この本の総評

読みやすさ
(5.0)
ファンタジー
(5.0)
ストーリー
(4.0)
展開
(5.0)
総合評価
(4.5)

 

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