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【ジョーカー・ゲーム】〜大人気スパイ・ミステリーの「原作」と「アニメ」を徹底比較!!〜

こんにちは、ぽっぽです。

『ジョーカー・ゲーム』シリーズのアニメを観てみたので、今回は原作との比較をしてみようと思います。

アニメも映画もAmazonプライムで無料になっているので、原作を読んだ方はぜひ観てみてください!

原作とアニメ、どちらもおすすめです!

<アニメ公式サイトより引用>

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「ジョーカー・ゲーム」シリーズとは?

こちらの記事をチェック⬇︎

【スパイ・ミステリー】『ジョーカー・ゲーム』シリーズ原作の読む順番

アニメの特徴

私がアニメ版『ジョーカー・ゲーム 』を観て感じた特徴は以下の4つです。

  1. 原作を忠実に再現
  2. 基本的に一話完結型の「オムニバス形式」
  3. 映像美
  4. 豪華声優陣の起用

他にもまだまだありますが、ざっくりとまとめるとこんな感じです。

ここからは、上記の特徴について詳しく解説していきます!

① 原作を忠実に再現

小説を映像化するときにまず気になるのが、「原作の内容とどのくらい違うのだろう?」ということ。

全く同じは無理だとしても、あまりにも原作とかけ離れてしまうと、ちょっとがっかりしてしまいますよね。

ところが、この作品においてはそんな心配は無用!

ほんの少しの違いはあれど、<原作に忠実に作られたアニメ>だということは見ていただければわかると思います。

ここまで違和感がないものなのかと、正直驚いてしまいました。

映像映えするようにド派手な演出をするわけでもなく、あくまで原作の淡々とした雰囲気を再現してくれているのが良いですね。

第二期を期待する声も多いようなので、ぜひ続編も制作してほしいところ!

原作ファンも納得のアニメ化!

一話完結型の「オムニバス形式」

第1話「ジョーカー・ゲーム」(前編)

第2話「ジョーカー・ゲーム」(後編)

第3話「誤算」

第4話「魔都」

第5話「ロビンソン」

第6話「アジア・エクスプレス」

第7話「暗号名ケルベロス」

第8話「ダブル・ジョーカー」(前編)

第9話「ダブル・ジョーカー」(後編)

第10話「追跡」

第11話「柩」

第12話「XX ダブル・クロス」

「ジョーカー・ゲーム」「ダブル・ジョーカー」は前後編に分かれているものの、基本的に一話完結型の「オムニバス形式」。

原作の順番とは異なっていますが、最後まで観ると上手に計算された時系列だということがわかります。

こういったところに製作者側のこだわりや工夫を感じられて良いですね。

ちなみに、原作との対応はこんな感じです↓

【シリーズ一作目:『ジョーカー・ゲーム』】

  • 第1話 「ジョーカー・ゲーム」(前編)
  • 第2話 「ジョーカー・ゲーム」(後編)
  • 第4話 「魔都」
  • 第5話 「ロビンソン」
  • 第12話 「XX ダブル・クロス」

【シリーズ二作目:『ダブル・ジョーカー』】

  • 第8話 「ダブル・ジョーカー」(前編)
  • 第9話 「ダブル・ジョーカー」(後編)
  • 第11話 「柩」

【シリーズ三作目:『パラダイス・ロスト』】

  • 第3話 「誤算」
  • 第7話 「暗号名ケルベロス」
  • 第10話 「追跡」

【シリーズ四作目:『ラスト・ワルツ』】

  • 第6話 「アジア・エクスプレス」

③ 映像美

アニメを見てまず思ったのが、「映像がきれい」ということでした。

原作を読みながら想像していたイメージと大きくかけ離れることもなく、個人的にはとてもしっくりくる映像でした。

時代背景も忠実に再現していて、重厚感のあるストーリーと絶妙にマッチしています。

原作を読んでいる段階でアニメ化されていることは知っていましたが、ここまでのクオリティに仕上がっているとは思いませんでした!

原作者の柳広司さんは、まさかこの小説がアニメになるとは思ってもいなかったそうで。

(“「絵」で魅せるアニメとは、相反するような小説だから”だそうです)

アニメ制作スタッフの方々は本当にすごいね!

④ 豪華声優陣の起用

超豪華な声優陣がキャスティングされているのも魅力のひとつ。

D機関の最重要人物である結城中佐役は、ベテラン声優の堀内賢雄さん

異能のスパイたちには、森川智之さん、梶裕貴さん、下野紘さん、櫻井孝宏さん、福山潤さんなどの名だたる面々が抜擢されています。

<目立たないこと>を信条とする、D機関のスパイたち。

アニメではキャラの個性が大事になってきますが、本作では原作に倣って、あえて個性を持たせないキャラクターデザインになっていました。

(誰が誰だかわかりづらい!という方もいるかもしれませんが)

そして素晴らしいのは、声優さんたちの演技力。

感情は抑え気味に、個性を出しすぎず。けれど存在感はきちんとある、魅力的なキャラクターに仕上がっていました。

  • 結城中佐:堀内賢雄さん
  • 三好:下野紘さん
  • 神永:木村良平さん
  • 小田切:細谷佳正さん
  • 甘利:森川智之さん
  • 波多野:梶裕貴さん
  • 実井:福山潤さん
  • 福本:中井和哉さん
  • 田崎:櫻井孝宏さん
  • 佐久間中尉:関智一さん
  • 蒲生次郎:津田健次郎さん

まとめ

私は今回原作との比較のためにアニメを観てみましたが、アニメ単体で観ても充分楽しめそうだなと思いました。

 

原作のストーリーに質の高い映像と声優さんたちの演技力が加わり、アニメとしてのクオリティもかなり高かったです。

 

全てを語らず、観ている側に考えさせるような余白のある作品なので、大人向けかもしれませんね。

 

最近ではあまり観ない雰囲気のアニメになっていたので、とても面白かったです。

 

私は必ず小説を先に読みたい派なのですが、この作品に関しては「アニメが先のほうが良い!」という方も多そう。

 

私はアニメを観て、もう一度小説を読みたくなってしまいました。

 

アニメ公式サイトでは、各話のあらすじやキャラクター原案、声優さんたちの感想などを見ることもできるので、ぜひそちらもチェックしてみてくださいね!

 

シリーズ一覧

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