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【No.127】〜ついに結城中佐の正体が明らかに!?D機関シリーズ三作目!〜 『パラダイス・ロスト』柳 広司(著)

こんにちは、ぽっぽです。

今日の一冊はこちら↓

『パラダイス・ロスト』柳 広司(著)

“D機関シリーズ”第三作目。

一、二作目をまだ読んでいない方は、こちらからどうぞ↓↓

【No.125】〜スパイ養成学校“D機関”の精鋭たちが繰り広げる、命がけの騙し合い!〜 『ジョーカー・ゲーム』柳 広司(著) 【No.126】〜結城中佐率いるD機関にライバル組織が!D機関シリーズ二作目!〜 『ダブル・ジョーカー』柳 広司(著)

ついに結城中佐の正体が明らかに?

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本の概要(あらすじ)

「謎は解かれた。さあ、お前はどうする?」

 

たった一人で大日本帝国陸軍内にスパイ組織を作り上げた男、“結城中佐”。

 

まるで幽霊のように誰にも見られず、誰一人としてその素顔を知る者はいない。

 

そんな謎に包まれた彼の正体を暴こうとする者があらわれた。

 

英国タイムズ紙極東特派員アーロン・プライス。

 

彼は地道な調査で、結城中佐の隠された過去に近づくがーー?

 

世界を舞台に壮大なスケールで描かれる、「ジョーカー・ゲーム」シリーズ第三弾!

3つの特徴

5つの物語

前作と同様、こちらも5つの物語からなる連作短編小説です。

<第一話:誤算>

D機関のスパイが記憶喪失に!?

ナチス・ドイツに占領されたフランスを舞台に描かれる物語。

記憶を失くした主人公は、結城中佐からのミッションを完遂することができるのか?

<第二話:失楽園>

シンガポールの“神秘の楽園”で起きた、英国人実業家の転落死。

米海軍士官・キャンベルは、逮捕されてしまった恋人を救おうと奔走するがーー?

<第三話:追跡>

謎に包まれた結城中佐の正体が、ついに暴かれる!?

じわじわと結城中佐の秘密に迫る、英国人記者を主人公とした物語。

<第四話:暗号名ケルベロス 前編/後編>

シリーズ初となる中編小説。

ハワイ沖の豪華客船を舞台に描かれる、英国人殺害事件の謎に迫るミステリー。

今回は先の展開が気になる物語が多かったです

初の中編

これまでは5つの短編で構成されていましたが、今回は3つの短編と1つの中編の構成になっています。

D機関のスパイが<探偵役として事件の真相を暴いていくミステリー>という点も特徴的です。

もともとミステリー要素のあるシリーズ作品ですが、この『暗号名ケルベロス』が一番謎解きを楽しめる内容になっていると思います。

全体的にストーリー性も増しているので、内容的には本作が一番とっつきやすいかもしれませんね。

これまでのD機関のスパイたちは完全無欠で機械的な印象でしたが、この作品ではかなり“人間らしさ”を感じました。

本作で見せる彼らの人間的な部分に、好感を持った方もたくさんいるのでは?

その分、D機関の不気味さやスパイたちのミステリアスな雰囲気が薄らいでしまったのは、少し残念な気もしますが。

私はどちらかというと一作目の雰囲気が好き!

結城中佐の正体

シリーズ一作目、二作目と読んできた方が一番気になるのは、やはり第三話「追跡」ではないでしょうか?

この作品唯一の固定キャラクターでありながらも、誰もその正体を掴めない存在。

そんな“結城中佐”の過去について興味がある方も多いはず。

二作目では、結城中佐の過去について少し触れていましたが、それでもスパイとして暗躍していた頃の話だけ。

そもそも結城中佐はどんな人物なのか?については明らかになっていませんでした。

生い立ちや本名、その素顔に至るまで、すべては謎のまま。

本作では、その謎だらけの結城中佐に興味を持ち、正体を暴こうとする者が登場します。

それは、日本に来日して十年になる英国人新聞記者アーロン・プライス。

果たして彼は、D機関のスパイ・マスターである結城中佐の正体を暴くことができるのか?

表向きは記者を装っている、プライスの裏の顔とはーー?

本の感想

シリーズ三作目ということで、どの人物がD機関のスパイなのか?何の目的で行動しているのか?がピンとくるようになってきました。

 

これまでとはまた趣向の異なるストーリーが多いので、一・二作目に続いて楽しめると思います。

 

D機関のスパイが記憶喪失になったり、結城中佐の過去が暴かれそうになったりと、今回はドキドキさせられる展開も多くて、これまでよりもエンタメ要素を感じました。

 

二作目から徐々に出てきた精鋭たちの“人間味”も、今回さらに増しています。

 

前作まではあまり物語に入り込めなかった、という方は三作目の方がより楽しめるかも?

 

それにしても、相変わらず結城中佐の化け物っぷりには驚かされます。

 

最初はD機関のスパイを人間離れしていると思っていましたが、結城中佐はそれ以上ですね。

 

第三話『追跡』の結末には、ホッとしたようながっかりしたような。

 

Kindle Unlimitedで読めるのは本作までなので、次はAmazonプライムでアニメを観てみようと思います!

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印象に残った言葉(名言)

「ーー生き延びろ。心臓が動いている限り、必ず生きて帰ってくるんだ」

 

「誤算は常に付き物だ。むしろ、臨機応変の対応こそが重要だ」

 

「ショックにより一時的に混乱するのは表層レベルの記憶だけだ。任務に必要な情報を無意識のレベルに刷り込む方法を体得すれば良い」

 

「殺すのは最悪の選択だ。もちろん自分が死ぬのもね。だから僕はあくまで素手で通すことにしたんだ」

 

「利口な獣は追われていると知りながら、猟師を破滅に導くことができる」

 

「容易に見つけられないものは、隠した本人に持ち出させれば良い」

 

「絶対に正しい答えなどというものは、この世のどこにも存在しない」

 

「謎を解くことは本来それだけで完結するものではない。解かれた謎は、謎を解いた者に責任を突き付ける」

この本の総評

読みやすさ
(5.0)
キャラクター
(3.0)
個性
(4.0)
ミステリー
(4.0)
総合評価
(4.0)

 

D機関シリーズ

第一作目『ジョーカー・ゲーム』⬇︎

【No.125】〜スパイ養成学校“D機関”の精鋭たちが繰り広げる、命がけの騙し合い!〜 『ジョーカー・ゲーム』柳 広司(著)

第二作目『ダブル・ジョーカー』⬇︎

【No.126】〜結城中佐率いるD機関にライバル組織が!D機関シリーズ二作目!〜 『ダブル・ジョーカー』柳 広司(著)

 

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