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【No.132】〜頻発する不可解な事件と舞い降りた天使。前人未到のサスペンス・ホラー!〜 『天使の囀り』 貴志 祐介(著)

こんにちは、ぽっぽです。

今日の一冊はこちら↓

『天使の囀り』 貴志 祐介(著)

『鍵のかかった部屋シリーズ』や『黒い家』『悪の教典』などでお馴染みの貴志祐介さんの小説。

人間の恐怖心をテーマに描かれたホラー小説です。

ジャンル的にはホラーですが、幽霊や怪談ではないので、オカルト系が苦手な人でも読めると思います。

背筋がゾワゾワする気持ち悪さを体感してみてください!

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本の概要(あらすじ)

「もう、自分には、怖いものは何一つない」

 

終末期医療に携わる精神科医・北島早苗には、死恐怖症(タナトフォビア)を抱える恋人がいた。

 

あるとき、彼は唐突に<新聞社主催のアマゾン調査隊>に参加することを決めてしまい、心配しながらも送り出す早苗。

 

彼は無事にアマゾンから帰ってきたが、人格は異様なほど変容してしまっていた。

 

あれほどまでに恐れていた「死」に魅せられ、自殺してしまった恋人。

 

さらには、調査隊に参加したメンバーが次々に不可解な自殺を遂げていることが判明し・・・

 

一体アマゾンで何があったのか?自殺者たちの言葉『天使の囀り』とは何を意味するのかーー?

3つの特徴

謎の自殺

不可解な自殺を発端とし、その謎を解明しようと奔走するサスペンス・ホラー。

物語は大きく二つに分かれていて、別々に進行しながら徐々に繋がっていく形式になっています。

・早苗を語り手とする<アマゾン調査隊>メンバーの物語

・信一を語り手とする<地球(ガイア)の子供たち>メンバーの物語

<地球(ガイア)の子供たち>というのは宗教団体のようなもので、信一はそのセミナーに参加した青年です。

アマゾン調査隊と地球(ガイア)の子供たち。全く関係のないそれぞれの団体に参加した者たちが、次々に謎の自殺を遂げるという不可解な現象。

謎を解明する側と被害者側の二つの視点で描かれているので、“傍から見た恐怖”と“内側からあふれる恐怖”、両方を体感することができます。

自殺者たちがしきりに話す「天使の囀り」とは何を意味しているのか?

そこにはファンタジー感のある響きからは想像もできないほどの、恐ろしい真実がーー?

さまざまな恐怖症

この世には「閉所恐怖症」や「集合体恐怖症」など、“恐怖症”と名のつくものがたくさんありますよね。

怖いものなんてない!という方もいるかもしれませんが、多くの人は心に何かしらの<恐怖>を抱えているのではないでしょうか。

ちょっと苦手だなというものから、病的に恐怖を感じてしまうものまで、人によってさまざまだと思います。

この作品で扱っているのは、そんな人間の心に潜む<恐怖>。

早苗の恋人・高梨は「死恐怖症」、恋愛ゲーム好きの青年は「蜘蛛恐怖症」

他にも、「醜形恐怖症」「不潔恐怖症」などを抱えた人たちが登場します。

彼らはなぜ、自ら死を選んだのか?そして一番不可解なのは、その自殺方法。

常軌を逸した自殺方法に、ゾッとさせられます!

専門知識

心理学、医学、生物学、科学、神話など、さまざまな専門知識が詰まった作品。

『十三番目の人格 ISOLA』や『防犯探偵シリーズ』を読んだときにも思いましたが、毎回知識の幅広さに圧倒されます。

ただ、今作ではあまりにも専門的な話や聞き慣れない言葉が多く登場したので、読み辛く感じました。

説明的な文章が苦手な人は苦戦するかもしれません。

とはいえ、どんどん先が気になる展開になっているので、なんだかんだで一気に読んでしまいました。

専門的な部分まで理解しようとしたら、何度も読み返す必要がありそうです。

一度読んだだけだと、読後のスッキリ感は今ひとつ。

本の感想

誰しもが抱える“コンプレックス”や“特定の対象への恐怖心”を軸にした作品。

 

内側をじわじわと蝕まれていくような感覚のホラー小説で、怖いというより、気持ち悪くて不気味でした。

 

「ホラーは苦手だけれどこれは大丈夫」という人もいれば「ホラーは大丈夫だけれどこれは無理だった」という人、どちらもいそうな内容です。(ちなみに私は前者)

 

リアリティとフィクションのバランスが絶妙で、そのせいかどことなく現実味があってゾワゾワさせられました。

 

ちなみに、人によってはグロテスクに感じる部分があるので注意が必要。

 

特に虫が苦手な人は要注意。(私は人間よりも蜘蛛の描写の方がグロテスクで気持ち悪くなりました。)

 

かなり好みは分かれそうな作品ではあるものの、題材としてはとても面白いと思うので、興味がある方はぜひ読んでみてください!

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印象に残った言葉(名言)

「脳は常に、過剰なまでに『快感』、『満足』、『幸福』を求めたがるのですが、あまりにもそちらに傾きすぎると、『生存』のためには不適格な行動をとることになりかねず、淘汰されてしまいます」

 

「情報なんて、しょせん九割は屑で、残りも毒入りじゃない」

 

「人間というのは、一人一人は賢くても、群衆になったとたんに愚かな行動をとる傾向がある」

 

「過度に饒舌な人間は、何かを伝えるより、何かを隠そうとしていることが多い」

 

「宇宙の森羅万象に『意味』など存在するはずもなく、真正面から『凝視』すれば、どんなものでも意味を失って見えるのは、当然のことである」

この本の総評

読みやすさ
(2.0)
文章
(3.0)
雰囲気
(4.0)
ホラー
(3.0)
総合評価
(3.0)

貴志祐介さんの作品

*多重人格障害をテーマに描かれた、驚愕のデビュー作⬇︎

【No.21】~わたしが話しているのは誰?衝撃のラストに震撼する~ 『十三番目の人格 ISOLA』 貴志 祐介(著)

*“防犯探偵榎本シリーズ”1作目⬇︎

【No.109】〜“防犯探偵シリーズ第一弾” オフィスビルで起きた密室事件の謎を暴け!〜 『硝子のハンマー』 貴志 祐介(著)

*“防犯探偵榎本シリーズ”2作目⬇︎

【No.110】〜“防犯探偵シリーズ第二弾” 旧家で起きた少女殺人事件の謎を暴け! 〜 『狐火の家』 貴志 祐介(著)

*“防犯探偵榎本シリーズ”3作目⬇︎

【No.111】〜“防犯探偵シリーズ第三弾” 自殺?計画殺人?最高難度の密室事件を暴け! 〜 『鍵のかかった部屋』 貴志 祐介(著)

 

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