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【読書術 No.1】一度読んだ本、再読する派ですか?しない派ですか?

こんにちは、ぽっぽです。

今日のテーマはこちら↓

”一度読んだ本、再読する派ですか?しない派ですか?”

前に知人とこの会話をして驚いたことを思い出し、あらためてこのテーマについて考えてみました。

わたしは再読する派です。あなたはどちら派ですか?

 

【No.8】~静かな狂気と、果てない旅の物語~ 『神様のボート』 江國 香織(著) 【読書術 No.2 】「あとがき」読む派ですか?読まない派ですか?

再読とは

そもそも再読とは、一度読んだ本をもう一度読み返すことです。

私は昔から、一度読んだ本でも、しばらくしてからもう一度読む派でした。

特にお気に入りの小説は、二度といわずに何度でも読むことができます。

あるとき、たまたま知人とこの再読の話になり、ひどく驚いた記憶があります。

その知人は、一度読んだ本をもう一度読むことはなく、読み終わったらすぐに売ってしまうのだそうです。

どうしてなのかと理由を尋ねると、「一度読んで内容を知っているわけだから、二度も読む必要がない」というような事を言っていました。

人によって読み方が違うのだという当たり前のことを、そのときはじめて実感した出来事です。

ではなぜ私は再読をするのか。自分なりに感じている再読のメリットとデメリットについて紹介していきます。

 

再読の3つのメリット

あたらしい気づきがある

私の本の読み方としては、

一度目・・・一気に最後まで読む。

二度目以降・・・ひとつひとつの文章をじっくりていねいに読む。わからない言葉の意味を調べながら読む。

基本的にはこの方法で読んでいます。

私は初めての本を読むとき、とにかく最後まで早く読みたいと気持ちが焦ってしまって、気を付けていてもすごい速さで読んでしまいます。

そのため、一度目はさらっと読み飛ばしてしまうことや、気がつかないで読み進めてしまうことがあります。

再読をすると、そういう部分に気づくことができますし、ていねいに読む事であらたな発見をすることができます。

読めば読むほどあらたな気づきあり、深みが増し、その本の良さをもっと知ることができるようになるのです。

 

知識が定着する

ミステリーやサスペンスなど、一度読むと犯人や結末がわかるので、再読してもおもしろくない!と思う人もいるかもしれません。

私も最初はそう思っていたのですが、意外とそうでもないのです。

基本的に人間は、一度読本を読んだくらいでは、完全に記憶することなんてできません。

何度も何度も繰り返し読むことによって、ようやく長期記憶に定着させることができるのです。

私は何年も経ってしまうと、読んだ事実だけを覚えていて、他はきれいさっぱり忘れてしまっていることがあります。

仮に犯人や結末を覚えていたとしても、一度目には気がつかなかった伏線をみつけたり、細かい設定に気づいたりすることもできるので、ジャンル問わず再読は得るものが多いです。

本は単純に物語として楽しむことはもちろん、読み方しだいで、さまざまな知識を得ることもできます。

せっかく得た知識も、一度読んだだけではすぐに忘れてしまいますが、何度も読む事できちんと記憶に定着して、必要なときに取り出すことができるようになるのです。

 

同じ本でも違う感じ方ができる

これは最近気づいたことなのですが、一度目と二度目以降で、全く異なった感想をもつことがあります。

よくわからないと思っていた本が、何年も経ってから読むと、”こういうことだったのか!”とわかるようになる。

自分には合わないな、と思っていた本が、二度目に読んだときには、”おもしろい”と感じるようになる。

年齢、環境、気分、回数・・・そういったものによっても、感じ方が全然違うのだなと思いました。

逆に、一度目はおもしろいと思ったのに、二度目はいまいちだった、なんてこともあります。

読み方しだいでこんなに印象が変わるのも不思議ですね。

 

年齢によって違う楽しみ方ができる本の例として、江國香織さんの『神様のボート』があります。

 

【No.8】~静かな狂気と、果てない旅の物語~ 『神様のボート』 江國 香織(著)

 

子供のときは娘草子の目線で、大人になってからは母葉子の目線で読みましたが、見える景色も感じ方も、全然違いました。

今読んでいる本を5年後読んでみると、どんなふうに感じるのか。そういう楽しみ方もできるのだなと、あらためて感じました。

 

再読の2つのデメリット

新しい本を読む時間が減る

あたりまえのことなのですが、再読に時間を使う分、新しい本を読む時間も減ります。

私は一時期、とにかく新しい本を次々に読んで、一冊でも多くの本を読む事を重視していました。

けれど、その時期に読んでいた本は、読んだことは覚えていても、内容やどんなことを感じたのかは、忘れてしまっているものが多いです。

新しい本をたくさん読むのもいいと思いますが、たまには振り返って、本棚にある古い一冊を読み返してみるのもいいのではないでしょうか。

 

新鮮味がなくなる

はじめて読む本はワクワクしますよね。

私も新しい本を買うと、読むのが楽しみで仕方ありません。

そのワクワク感はやはり、一度目ならではのものだと思います。

二度目以降はどうしても、新鮮さやワクワク感はなくなってしまいます。

なので、ワクワク感を重視して本を読むという人は、再読のメリットは感じられないかもしれません。

 

まとめ

今回は、再読をテーマに私が思うメリットとデメリットを紹介してみました。

要点まとめ

<メリット>

  • 一度目には気付けなかった、あらたな発見がある
  • 本で得た情報を、知識として定着させる
  • 一度合わないと思った本でも、再読してみると感じ方が変わる

 

<デメリット>

  • 再読する時間で、新しい本が読める
  • はじめて読むときならではの新鮮さが感じられない

以上になりますが、結局本の読み方は人それぞれです。

けれど、再読したことがないという人は、一度好きな本を読み返してみると、またあらたな発見があるかもしれませんよ。

 

【No.8】~静かな狂気と、果てない旅の物語~ 『神様のボート』 江國 香織(著) 【読書術 No.2 】「あとがき」読む派ですか?読まない派ですか?

3 COMMENTS

ひなた

ひなたと言います。
再読するかしないか、面白いですね。
私はぽっぽさんとも、ご友人さんとも違う読み方をしています。
つまり、読んだことのない本を読む時間よりも再読する時間の方が多いです。

好きな本は何度でも「読みたい!」と思うし、内容をほどよく忘れていれば楽しめるからです。むしろ、再読をより楽しめるように内容を忘れる努力すらしています。

ある意味、もっと好きになれる本と出会うチャンスを狭めているとも思うんですが、私にとって読書は生活に必要なセラピーのようなものなので、確実に心地よい時間を過ごせる「すでに好きな本」が優先されてしまうんです。
特に大好きな本は吉田篤弘さんの本です。

このブログ面白いので「新しい本」の参考にさせてもらいますね。それでは。

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ぽっぽ

コメントありがとうございます。
ひなたさんは、再読する時間の方が多いのですね。
そういう読み方もあるのだと参考になりました。

好きな本を何度でも読みたい!という気持ち、とてもわかります。
私もお気に入りの本は何度も何度も読んでしまいます。

吉田篤弘さん、私も大好きな小説家さんです。
今後も吉田篤弘さんの小説をたくさん紹介していきたいなと思っています。

拙い文章ではありますが、お時間がある時にでもまた読んでいただけたら嬉しいです。

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