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【読書記録】2024年3月に読んだ本一覧(計9冊)

こんにちは、ぽっぽです。

2024年3月に読んだ本を一覧にまとめました。

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今月読んだ本

今月読んだ本は全部で9冊。

『ソラシド』吉田篤弘(著)

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1986年と2010年代前半を舞台に描かれた、幻のデュオと冬の音楽をめぐって交錯する、過去と現在の物語。

いつもは幻想的でレトロな世界に漂うような感覚がありますが、今回は少し違っていて。

最初は戸惑いもありましたが、瞬く間に吉田ワールドに惹き込まれていきました。

いつもより物語の中に著者の姿が見え隠れする、ファンにはたまらない一冊。

めずらしく起承転結がある物語なので、著者の作品を初めて読む方にもおすすめです。

詳細はこちら

失われた風景と幻の音楽をめぐる長編小説『ソラシド』吉田篤弘(著)

葉桜の季節に君を想うということ』歌野晶午(著)

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映像化不可能の“恋愛×ミステリー”小説。

きれいなタイトルとのギャップに驚かされた内容でしたが、最後はなるほどと思えるようなラストでした。

全てを知った上で読み直すと、頭に浮かべる風景がガラッと変わって二度楽しめそうです。

(何を書いてもネタバレになりそうなのでこれ以上は語るまい)

文体や性的描写の部分などは正直苦手でしたが、ミステリーとしては完全に騙されたし、読み応えもありました。

好みは分かれそうですが、読んだことがない方はぜひ。

『玩具修理者』小林泰三(著)

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「玩具修理者」と「酔歩する男」の二篇が収録された作品。

それぞれベクトルの違うSFホラーですが、“度が外れた人間の狂気”という点では共通しているのかも。

(死んだ人間を蘇らせようとする点も同じですね)

表題作は想像以上のグロテスクさでしたが、不気味でミステリアスな雰囲気が魅力的な物語。

オチもよかったです。

最初は表題作を目当てで手に取りましたが、「酔歩する男」もお気に入り。

タイムトラベルもので小難しい部分もありますが、繰り返される絶望と人間が壊れていくさまにゾっとさせられます。

頭の中が掻き乱され、足元がぐらついてくる感覚は、まさに「酔う」物語でした。

オカルトホラーが苦手な人にもおすすめの一冊です。

「死にゆく者の祈り」中山七里(著)

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ある日拘置所で見覚えのある顔を見つけた、教誨師である僧侶の主人公。

かつて自分の命を救ってくれたその男は、なんと知らない間に死刑囚となっていた。

本当に友は罪を犯したのか?なぜ頑なに口を閉ざすのか?

教誨師という立場を投げうつ覚悟で、主人公は事件の真相を調べ始めます。

死刑執行というタイムリミットが迫る、スピード感のあるミステリー小説。

著者の作品は社会問題をテーマにした重たい内容も多いですが、本書はそこまで重たくないので読みやすいと思います。

はたして教誨師は死刑囚である友の魂を救うことができるのでしょうか?

こちらを読んだ方は、同じく冤罪をテーマに扱った『テミスの剣』もぜひ。

詳細はこちら

【No.195】「冤罪」をテーマに描かれた社会派ミステリ小説『テミスの剣』中山七里(著)
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「ぎょらん」町田そのこ(著)

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死者が最期に生み出す赤い珠、ぎょらん。

そこに込められている思いがもたらすのは、救いか、あるいは苦しみか。

最初は短編小説だと思って読み始めましたが、それぞれの物語が繋がってゆく連作短編小説でした。

「死」をテーマに描かれた物語たちは、どれも軽い気持ちでは読めないほど心に重くのしかかり。

それぞれが抱える事情と、遺された者たちの後悔や苦しみ。

そのあまりの重たさに耐えきれず、何度も読む手を止めてしまいそうになりました。

(実際しんどすぎて、少しずつ読み進めました……)

けれど最後は長い長い暗闇の先に、ようやく小さな明かりを見つけたような。

そんな希望や救いを見出せる作品でもあります。

『52ヘルツのクジラたち』が映画化されることで話題ですが、ぜひこちらの作品も読んでみてください。

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お金の流れでわかる世界の歴史』大村大次郎(著)

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古代エジプトから現代までの歴史を、お金の流れ(経済政策や税制など)に着目してまとめられた一冊。

「お金」という軸で歴史を俯瞰して捉えられるので、バラバラに存在していたいくつかの知識が繋がったような気がします。

扱う内容も選別されているので、長いスパンを少ない負荷でざっくりと把握したい人にもおすすめ。

もともと世界史は苦手でしたが、「お金」という補助線を一本引くだけで、こんなにも解像度が上がるのかと発見がありました。

食、産業、宗教、芸術など、違う切り口で世界史を紐解いていくのもおもしろそう。

次は「チョコレート」を切り口にしたこちらの本も読んでみようと思います↓

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『猫と紳士のティールーム』モリコロス(著)

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極度の人見知り店主・瀧と、愛猫のキームン君、そして極上の紅茶に癒されるハートフル・ティー漫画。

こんな素敵な紅茶専門店が近所にあったら、珈琲派の私でも絶対に通ってしまいます。

紅茶と合わせて提供されるアップルパイやザッハトルテなどのスイーツとのマリアージュも魅力的で。

読んでいるだけでほっこりと癒されるので、心が疲れているときにもおすすめです。

『もものききかじり』今日マチ子(著)

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上下巻。

先月に引き続き、今日マチ子さんの作品を読んでみました。

主人公は、派遣社員として働きながら、小さな劇団で役者をしている26歳のもも。

周囲の人たちは、恋愛や結婚や夢に向かってどんどん進んでいく中、ももはいつまで経っても宙ぶらりんなまま。

夢を片手に握りしめながらも、役者一本で生きていく覚悟ができず、ぐずぐずと悩む日々。

「この道で生きていく!」とブレない劇団仲間たちは、とてもかっこいいけれど。

甘くない現実の中、うまく生きられずに悩むももの姿に、なんだか共感してしまいました。

夢と現実との間で揺れ動きながらも、前に進もうと頑張る主人公を応援したくなる作品です。

今年読んだ本まとめ

・2024年1月読了本↓

【読書記録】2024年1月に読んだ本一覧(計8冊)

・2024年2月読了本↓

【読書記録】2024年2月に読んだ本一覧(計11冊)

 

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