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【読書記録】2024年1月に読んだ本一覧(計8冊)

こんにちは、ぽっぽです。

2024年1月に読んだ本を一覧にまとめました。

今月は小説以外に、珈琲の本やビジネス書、漫画などなど。

気の向くままにいろんなジャンルを読んでみた一ヶ月でした。

(今回ご紹介する本はほとんどがKindle Unlimitedの対象となっています)

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今月読んだ本

今月読んだ本は全部で8冊。

今年は“おうちコーヒー”を始めたいと思っているので、珈琲関連の本も読んでみました。

「スイッチを押すとき」山田悠介(著)

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ランダムに選ばれた少年少女を施設に軟禁。自らの命を絶つスイッチを持たせ、自殺までの過程を研究する。

という非人道的なことを「青少年自殺抑制プロジェクト」として、国が行っているというとんでもない世界を描いた作品。

なんだかエグい設定の小説を読みたかったので、あらすじからして中々にやばそうなこちらを手に取りました。

極限状態に追い込まれた人間は何を思い、どんな選択をするのか。

残酷で救いがない物語ではありますが、私は死を決意した人間の姿に、悲劇よりも刹那的な美しさを感じました。

「鹿男あをによし」万城目学(著)

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大学でとある問題を起こし、奈良の女子校に短期赴任することになった主人公。

彼はそこで人間の言葉を話す鹿と出会い、人類の運命を左右する“とある使命”を託されてしまう。

という破茶滅茶なファンタジーなのですが、読めば読むほど引き込まれていきます。

奈良の歴史や風景がリアルに描かれているので、奇想天外な設定にも関わらず、現実とファンタジーが入り混じっている感覚が楽しい。

奈良旅行はしたことがないので、この本を片手にあちこち散策したくなりました。

(鹿せんべいの味も気になる……)

感動系の話ではないと思っていたのに、最後はなぜか胸にジンときて切ない気持ちにもなり。

森見登美彦さんの作品が好きな人にもおすすめしたい一冊です。

「極める 愉しむ 珈琲事典」西東社編集部

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自宅でハンドドリップを始めようと思い、選んだ一冊。

珈琲に関する本は何冊か目を通しましたが、初心者の私にはこちらが一番読みやすさ的にも情報量的にもちょうど良いと感じました。

ボリュームはありますが写真やイラストも多く、平易な文章でとっつきやすいと思います。

最初から読み始めてもいいのですが、自分の興味のある項目(豆の種類、焙煎、淹れ方など)から目を通すのもおすすめ。

珈琲に興味がある方、特に自分で珈琲を淹れる方にぴったりな一冊です。

「とにかくおいしい珈琲が飲みたい」中川ワニ・中川京子(著)

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焙煎師の中川ワニさんと奥さんの“まかないさん”による、珈琲エッセイ集。

まかないさんの日常を中心に、道具のこと、焙煎のこと、淹れ方のこと、お菓子のこと、旅のことなどについて、珈琲をめぐるあれこれが描かれています。

珈琲の香りに包まれた部屋に、すっと引き込まれるような。

そんなほんわかとした読み心地がたまらない一冊です。

(そしておいしい珈琲を淹れて飲みたくなる……!)

珈琲について学びたい方向けではありませんが(その場合は「珈琲事典」の方がおすすめ)、日常に溶け込んだ珈琲の話に癒されたい方は、ぜひ読んでみてください。

「防災図鑑」草野かおる(著)

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日常生活の中に“防災の視点”を取り入れるきっかけとなる一冊。

“おうち避難”のために備えておきたい物はもちろん、防災に関して知っておきたい知識が散りばめられています。

特に「家にあるもので代用する方法」や「100均やスーパーで手に入るものを活用する方法」などが書かれているのが嬉しい。

私は今回の災害でも取り上げられていた「トイレ問題」に不安を感じていたので、真っ先にその項目から読み始めました。

ゆるっとしたイラストと簡潔な文章で書かれていて読みやすいので、災害への備えとして、まずはこちらを手に取ってみてはいかがでしょうか。

「エンタメの夜明け ディズニーランドが日本に来た日」馬場康夫(著)

(Kindle Unlimited対象)

ディズニーランドが日本に誕生するまでを追うノンフィクション。

何年かぶりにディズニーランドに行ったのですが、その前に読んでとても興味深かった一冊です。

ディズニーの誘致に情熱を注いだ人々の闘いの日々と、ウォルト・ディズニーの偉業。

あの夢の国の裏側には、実はこんなにも壮大な物語が詰まっているのだという事実に胸が震えました。

本書はディズニーが好きな方はもちろん、ビジネスマンにもおすすめな一冊。

プロのあっと驚くような仕事術からは、勇気やヒントをもらえるはずです。

(相手を喜ばせること、つまり「エンタメ」こそがビジネスの本質的な部分なのかもしれませんね)

単純に物語として楽しむこともできるので、ぜひ読んでみてください。

この本を読んでからディズニーに行くと、これまでとは違った楽しみ方ができると思います。

「おひとりさまホテル」マキヒロチ(著)

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(Kindle Unlimited対象)

絵はそんなに好みではないのですが、この漫画、すっごく好きです。

(まだ一巻しか読んでいないけれど)

ホテルを造る側の人たちの視点で描かれているのがポイントですね。

こんなところに着目するのも面白いな、とか。

こんなふうにホテルステイを楽しむのも良いな、とか。

実在するホテルを描いているので、読んでいる最中も行ってみたくてウズウズしてきます。

私が一番気になったのは、前橋にある「SHIROIYA HOTEL」。

今年か来年の間には、実際に行ってみようと早速計画を練っています。

ホテルステイや旅行が好きな人はもちろん、これまでは値段や機能面でしかホテル選びをしていなかった私のような人間にもおすすめの漫画です。

「泣きたい夜の甘味処」中山有香里(著)

とある町にひっそりと佇むのは、鮭と熊が営む一軒の甘味処。

夜だけしか営業していないこの店のメニューは、甘いものだけ。

毎晩店には疲れ切った心を抱える人たちが迷い込み、温かいお茶と甘いものに、お腹の中から癒されていきます。

温もりのある絵と美味しそうなスイーツ、そして短いながらも胸を打つストーリーに、思いがけず涙をこぼしてしまった一冊。

心が疲れている人、甘いものに癒されたい人はぜひ読んでみてください。

(先月はKindle Unlimitedの対象になっていました)

 

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