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こんにちは、ぽっぽです。
今日のテーマはこちら
- 心が疲れているときに読みたい”旅”と”癒し”の小説3選
ゴールデンウィークが過ぎ去り早一週間。
みなさん、少しずつ通常の生活に慣れてきましたか?
ちなみに次の祝日はなんと”7月”です……
この事実を知って絶望した方も多いことでしょう。
早く週休三日制が当たり前の世の中になって欲しいものですよね。
もちろん、給与は変わらずに。
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五月病には読書?
入学、就職、人事異動、引っ越しなど、新年度に環境の変化があった方が注意したいのはちょうどこの時期。
寒暖差や気圧変動も起こりやすい<季節の変わり目>なので、ダブルパンチを喰らっている方もいるかもしれません。
なんとなくやる気が出なかったり、体調が悪かったり、憂鬱な気分が続いたり。
いわゆる「五月病」の症状が出始める頃ですよね。
ストレスの解消法は人それぞれですが、私がおすすめしたいのは「読書」。
最小限の労力で簡単に日常から”現実逃避”することができます。(人による)
気分転換はしたいけど、旅行に行く体力も人に会う気力もない、という方はぜひ試してみてください。
今回は「本を選ぶ気力もないんだ!」という方に向けて、私のとっておきの「癒し小説」をご紹介したいと思います。
『天国はまだ遠く』瀬尾まいこ(著)
【あらすじ】
「私はたくさんのすてきなものに囲まれている。でも、ここには自分の居場所がない」
仕事も人間関係も、何もかもがうまくいかない。
人生に限界を感じた千鶴は仕事を辞め、北を目指して列車に乗った。
辿り着いた山奥の民宿で睡眠薬を飲み、自殺を図るがあえなく失敗。
自殺を諦めた千鶴は、そのまましばらく民宿で過ごすことに。
おおらかな村人、のんびりとした大自然、民宿の田村さんの無頓着な優しさ。
人生に立ち止まってしまった彼女は、再び自分の足で歩き出すことができるのかーー?
主人公は自分の居場所を見つけられない20代の女性。
悩んだ挙句に自殺を試みるが失敗し、ひょんな出会いから大自然の中でのシンプルな暮らしに癒されていくというストーリーです。
”自殺”という言葉から重たい内容を想像してしまうかもしれませんが、そんなことはないのでご安心を。
全体的にサラッとしていて爽やかな作品です。
主人公の言葉に共感してしまう部分も多く、ちょうど日常に疲れ切っているときに読んだので本当に心に沁みました。
すべてがほどよく、心地よく、ページをめくるたびに肩の力が抜けていく。そんな一冊です。
読後は心が軽くなるので、日常に疲れてしまった方に読んで欲しい作品。
読みやすさ:★★★★★
癒され度 :★★★★★
共感度 :★★★★★
読後感 :★★★★★
詳細はここをクリック
【No.96】ひとりの女性が再び自分の足で歩き出すまでを描いた、心にしみる旅立ちの物語『天国はまだ遠く』瀬尾 まいこ(著)『うつくしい人』西加奈子(著)
【あらすじ】
「私は誰かの美しい人だ。私が誰かを、美しいと思っている限り」
常に周囲の目を気にして、息苦しさを感じて生きてきた百合。
些細なミスをきっかけに会社を辞めてしまい、家に閉じこもる日々。
しかし外に出なければと言う危機感から、離島のリゾートホテルに旅立った。
そこで出会ったのは、冴えないバーテンの”坂崎”とドイツ人の”マティアス”。
ふたりとの出会いを通して、がんじがらめになっていた百合の心はゆっくり解けていくーー。
生きづらさを感じている主人公が、旅先での出会いを通して”心の呪縛”を解き放つという物語。
今まで読んだ西加奈子さんの作品の中でも、特に好きな一冊です。
著者特有の独特のテンポ感は封印され、終始たんたんとしていて静かな文章が特徴的。
根本的に何かが解決するわけではありませんが、暗いトンネルを抜けたような爽やかな読後感が心地よい作品です。
自意識の強い主人公に共感できるかどうかで印象は変わりそうですが、私はつい自己投影しながら読んでしまいました。
日常に息苦しさを感じると読みたくなる、お守りのような一冊です。
読みやすさ:★★★★★
癒され度 :★★★★★
共感度 :★★★★★
読後感 :★★★★★
詳細はここをクリック
【No.99】あなたが誰かを美しいと思っている限り、あなたは誰かの美しい人『うつくしい人』 西 加奈子(著)『さいはての彼女』原田マハ(著)
【あらすじ】
「私と一緒に、サイハテに乗りませんか」
がむしゃらに働き続け、社長の座まで上り詰めた鈴木涼香。
恋にも仕事にも疲れ果てた彼女は、沖縄へ旅に出ることに。
しかし、有能な秘書が手配したチケットは、まさかの沖縄ではなく女満別!?
ポンコツレンタカーで立ち往生する彼女の前に颯爽と現れたのは、ハーレーに跨がった若い女の子でーー。
女性が旅先で再生してゆく様子を丁寧に描いた、心温まる短編小説集。
「旅」と「女性」と「再生」をテーマに描かれた4つの短編小説。
原田マハさんの作品のなかでも”アート”じゃない方なので、気軽に読んでいただけると思います。
すでにご紹介した2冊は20代〜30代前半の女性が主人公ですが、こちらはもう少し大人の女性たちが主人公の物語。
忙しない日常から遠く離れた場所で、誰かや何かと出会い、再生してゆく女性たちの姿が描かれています。
”バイクで駆け抜けるような爽快感”が気持ちよく、臨場感溢れる情景描写に自分も一緒に旅をしている気分に。
頑張る女性たちにおすすめの一冊です。
読みやすさ:★★★★★
癒され度 :★★★★☆
共感度 :★★☆☆☆
読後感 :★★★★☆
詳細はここをクリック
【No.162】頑張る女性たちに贈る、”旅”と”再生”を描いた爽やかな短編小説『さいはての彼女』原田マハ (著)まとめ
今回は心が疲れているときにおすすめな小説を3冊ご紹介してきました。
気になった小説はありますか?
私が特におすすめなのは『天国はまだ遠く』と『うつくしい人』。
”癒し系の小説”と聞いて真っ先に思い浮かぶのはこの子たちです。
私が日常に疲れ切っていたときに読んで癒された作品なので、ひときわ感慨深いというか。
『天国はまだ遠く』は何度読んでも穏やかな雰囲気と田村さんの優しさに救われますし、
『うつくしい人』は手に取るだけで瀬戸内海の青い海や空が目に浮かび、なんだかそれだけで癒されています。
舞台になったのではないかと言われている「小豆島」にはずっと行ってみたくて。
実は昨年、ようやく念願叶ったのです。素敵なところでした。もう一度行きたい!
今回ご紹介した3冊はどれも日常を離れて遠くに「旅」に出る物語なので、GWにどこにも行けなかったという方にもおすすめです。
五月病の特効薬になるかはわかりませんが、重たい心を少し軽くしてくれるかもしれません。
余談ですが、気分が落ち込みがちな方は1日1回太陽の光を浴びてみてください。
ご存知の方も多いと思いますが、セロトニンという”幸せホルモン”が増加するそうです。
外に出られる方は公園のベンチで、家にいたい方はベランダや窓際で読書をするのもいいかもしれませんね。
気が向いたらぜひ読んでみてください。
*「旅」をテーマにした小説3選はこちら⬇︎
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