こんにちは、ぽっぽです。
今回ご紹介するのはこちら↓↓
〜王道だけじゃ物足りない!少しクセのある恋愛小説3選〜
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「落下する夕方」江國 香織(著)
「私ね、華子さんと住んでるの」
8年間同棲していた恋人・健吾が突然家を出た。
他に好きな女ができたのだ。
健吾と入れ替わりに家にやってきたのは、なんと健吾の新しい恋人・華子だった。
押し切られるようにして始まった、梨果と華子の奇妙な同居生活。
はじめは戸惑っていた梨果だったが、しだいに華子の不思議な魅力に取りつかれていきーー
奇妙な男女の三角関係を、独特の感性で描いた恋愛小説。
嫉妬や執着、惰性などの人間のかっこ悪い部分を描きながらも、どこまでも透明できれいな作品。
江國さんの描くどこか変わっている女性が好きなのですが、今回の華子の魅力は本当に捉えどころがありません。
梨果が15ヶ月もの時間をかけて、ゆっくりと失恋していく様子が、切なくて温かくて。
江國さんにしか描けない、しずかで冷静であかるくて残酷な、そんな恋愛小説です。
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「恋愛中毒」山本 文緒(著)
「どうか、どうか、私。これから先の人生、他人を愛しすぎないように」
翻訳家と弁当屋のアルバイトを掛け持ちする、水無月。三十路過ぎ。
数年前に離婚をし、今はひとり暮らし。
ある日、アルバイト先の弁当屋に小説家の創路が訪れる。
昔から創路の大ファンだった水無月。
強引でわがままで女好き。そんな創路との関係を持つのに時間はかからなかった。
地味で従順な女性にみえた水無月だったが、創路への想いが強くなるほどに、その狂気じみた愛は暴走していき・・・
恋愛小説でありながらも、ミステリーやサスペンス的な要素も感じられる作品。
伏線があり、驚愕の過去があり、衝撃の展開があり。
巧みな構成で読者をずるずると引きずりこんでいきます。
「狂気」「依存」「執着」など、恋愛の暗い部分をとことん描いた小説です。
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「愛がなんだ」角田 光代(著)
「私を捉えて離さないものは、たぶん恋ではない。きっと愛でもないのだろう。」
28歳のOLテルコは、出版社に勤めるひとつ年下の”田中守”こと”マモちゃん”に夢中だ。
仕事中だろうが、友達との約束があろうが、深夜だろうが。マモちゃんから連絡があれば一目散に飛んでいく。
付き合っているわけでもないのに。
マモちゃんは、テルコを好きではないのを知っているのに。
それでも、とまることを知らないテルコの想いは、どんどん強くなっていって・・・
2019年に岸井ゆきのさん・成田凌さん主演で映画化もされた作品。
この3作品の中では一番ベタな設定ではありますが、角田さんならではの感性で、一癖も二癖もある恋愛小説になっています。
恋愛のすべてを詰めこんだような作品なので、テルコに共感して胸を痛めながら読む人も多いのではないでしょうか。
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まとめ
恋のカタチ、愛のカタチは人の数だけあるように、恋愛小説のカタチも様々だなといろんな作品を読んで思いました。
私は王道の純愛系や青春キラキラ系の恋愛小説よりも、今回紹介した作品のように、少し狂気じみているクセのある恋愛小説の方が好きです。
江國香織さんは「静かな狂気」、山本文緒さんは「ゾッとする狂気」、角田光代さんは「リアルな狂気」、
私が特に好きなのは江國香織さんの小説。
恋愛を描いたものであってもガッツリ感がなく、淡々としずかで風変わり。透明できれいな恋愛小説です。
リアルで共感できるものを求めている方は角田光代さんの小説。
ゾッとするほど深い闇を描いたものなら山本文緒さんの小説がオススメです。
特に江國香織さんの小説は、恋愛小説が苦手!という方でも抵抗なく読めると思います。
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