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こんにちは、ぽっぽです。
今日のテーマはこちら↓
”一度読んだ本、再読する派ですか?しない派ですか?”
前に知人とこの会話をして驚いたことを思い出し、改めてこのテーマについて考えてみました。
私にとって「本を再読する」のはとても自然なことだったので、そうではない人の話を聞いて衝撃を受けたのです。
読書に対する”価値観”や本との”距離感”は本当に人それぞれなので、いろんな人の話を聞くのも楽しそうですよね!
そこで今回は「再読する派」の私が、再読をする理由や感じているメリットなどをご紹介していきたいと思います。
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再読とは
そもそも再読とは、一度読んだ本をもう一度読み返すことです。
私は昔から、一度読んだ本でもしばらくしてからもう一度読む派でした。
特にお気に入りの小説は、二度といわずに何度でも読むことができます。
あるとき、たまたま知人とこの再読の話になりひどく驚いた記憶が。
その知人は、一度読んだ本をもう一度読むことはなく、読み終わったらすぐに売ってしまうのだそうです。
どうしてなのかと理由を尋ねると、
「一度読んで内容を知っているわけだから、二度も読む必要がない」
というような事を言っていました。
人によって読み方が違うのだという当たり前のことを、そのときはじめて実感した出来事です。
ではなぜ私は再読をするのか。
自分なりに感じている再読のメリットとデメリットについて紹介していきます。
再読の3つのメリット
あたらしい気づきがある
私の本の読み方としては、
1回目:一気に最後まで読む。
2回目〜:じっくり丁寧に、わからない言葉の意味を調べながら読む。
基本的にはこの方法で読んでいます。
私は初めての本を読むとき、とにかく最後まで早く読みたいと気持ちが焦ってすごい速さで読んでしまいます。
そのため、一度目はさらっと読み飛ばしてしまうことや、気がつかないで読み進めてしまうことも。
再読をするとそういう部分に気づくことができますし、丁寧に読む事であらたな発見をすることができます。
読めば読むほどあらたな気づきあり、深みが増し、その本の良さをもっと知ることができるようになるのです。
知識が定着する
ミステリーやサスペンスなど、一度読むと犯人や結末がわかるので、「再読してもおもしろくない!」と思う人もいるかもしれません。
私も最初はそう思っていたのですが、意外とそうでもないのです。
基本的に人間は、一度読本を読んだくらいでは完全に記憶することなんてできません。
何度も何度も繰り返し読むことによって、ようやく長期記憶に定着させることができるのです。
私は何年も経ってしまうと、読んだ事実だけを覚えていて、他はきれいさっぱり忘れてしまっていることがあります。
仮に犯人や結末を覚えていたとしても、一度目には気がつかなかった伏線をみつけたり、細かい設定に気づいたりすることも。
ジャンル問わず再読は得るものが多いと思います。
本は単純に物語として楽しむことはもちろん、読み方しだいでさまざまな知識を得ることもできますよね。
せっかく得た知識も一度ではすぐに忘れてしまいますが、何度も読む事できちんと記憶に定着して、必要なときに取り出すことができるようになるのです。
同じ本でも違う感じ方ができる
これは最近気づいたことなのですが、一度目と二度目以降で、全く異なる感想をもつことがあります。
よくわからないと思っていた本が、何年も経ってから読むと、”こういうことだったのか!”とわかるようになる。
「自分には合わないな」と思っていた本が、二度目に読んだときには「おもしろい」と感じるようになる。
年齢、環境、気分、回数・・・そういったものによっても、感じ方が全然違うのだなと思いました。
逆に、一度目は「おもしろい」と思ったのに、二度目は「いまいちだった」なんてこともあります。
読み方しだいでこんなに印象が変わるのも不思議ですね。
私が年齢によって違う楽しみ方ができると気づいたきっかけの本は、江國香織さんの『神様のボート』。
私の大好きな作品です。
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【No.8】~静かな狂気と、果てない旅の物語~ 『神様のボート』 江國 香織(著)子供のときは娘・草子の目線で、大人になってからは母・葉子の目線で。
視点を変えて読んでみると、見える景色も感じ方も全然違いました。
今読んでいる本を5年後読んでみると、どんなふうに感じるのか。
そういう楽しみ方もできるのだなと、あらためて感じました。
再読の2つのデメリット
新しい本を読む時間が減る
あたりまえのことなのですが、再読に時間を使う分新しい本を読む時間も減ります。
私は一時期、とにかく新しい本を次々に読んで、一冊でも多くの本を読む事を重視していました。
けれどその時期に読んでいた本は、読んだことは覚えていても、内容やどんなことを感じたのかは忘れてしまっているものが多いです。
新しい本をたくさん読むのもいいと思いますが、たまには振り返って、本棚にある古い一冊を読み返してみるのもいいのではないでしょうか。
新鮮味がなくなる
はじめて読む本はワクワクしますよね。
私も新しい本を買うと、読むのが楽しみで仕方ありません。
そのワクワク感はやはり、一度目ならではのものだと思います。
二度目以降はどうしても、新鮮さやワクワク感はなくなってしまいますよね。
なので、ワクワク感を重視して本を読むという人は、再読のメリットは感じられないかもしれません。
まとめ
今回は、再読をテーマに私が思うメリットとデメリットを紹介してみました。
<メリット>
- 一度目には気付けなかった、あらたな発見がある
- 本で得た情報を、知識として定着させる
- 一度合わないと思った本でも、再読してみると感じ方が変わる
<デメリット>
- 再読する時間で、新しい本が読める
- はじめて読むときならではの新鮮さが感じられない
いかがでしたでしょうか?
再読する派の方には共感していただける部分もあるかもしれませんね。
再読しない派の方にも何か参考になる部分があれば嬉しいです。
するしないは人それぞれ自由ですが、もしよかったらこの機会に一度、好きな本を読み返してみてはいかがでしょうか。
【No.8】~静かな狂気と、果てない旅の物語~ 『神様のボート』 江國 香織(著) 【読書術 】「あとがき」読む派ですか?読まない派ですか?
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ひなたと言います。
再読するかしないか、面白いですね。
私はぽっぽさんとも、ご友人さんとも違う読み方をしています。
つまり、読んだことのない本を読む時間よりも再読する時間の方が多いです。
好きな本は何度でも「読みたい!」と思うし、内容をほどよく忘れていれば楽しめるからです。むしろ、再読をより楽しめるように内容を忘れる努力すらしています。
ある意味、もっと好きになれる本と出会うチャンスを狭めているとも思うんですが、私にとって読書は生活に必要なセラピーのようなものなので、確実に心地よい時間を過ごせる「すでに好きな本」が優先されてしまうんです。
特に大好きな本は吉田篤弘さんの本です。
このブログ面白いので「新しい本」の参考にさせてもらいますね。それでは。
コメントありがとうございます。
ひなたさんは、再読する時間の方が多いのですね。
そういう読み方もあるのだと参考になりました。
好きな本を何度でも読みたい!という気持ち、とてもわかります。
私もお気に入りの本は何度も何度も読んでしまいます。
吉田篤弘さん、私も大好きな小説家さんです。
今後も吉田篤弘さんの小説をたくさん紹介していきたいなと思っています。
拙い文章ではありますが、お時間がある時にでもまた読んでいただけたら嬉しいです。
[…] 【読書術 No.1】一度読んだ本、再読する派ですか?しない派ですか? […]
[…] 【読書術 No.1】一度読んだ本、再読する派ですか?しない派ですか? […]
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再読しないと頭の中に定着しないですし、短期間でストーリーや登場人物を忘れて誰かとお話し共有することもできないです。再読しない人は本を読む数に拘りが強いんだと思います。本の内容を自分のものにする気がなく、1年でこれだけ読んだとか数字が好きな人ですね。基本、本は何度も読まないと意味がないですし、1度読んだ時間が勿体ないです。人間一度読んだだけじゃすぐ忘れます。