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こんにちは、ぽっぽです。
今日の映画はこちら↓
『パプリカ』監督:今敏
『時をかける少女』の筒井康隆氏によるSF小説のアニメ映画。
人の夢に入り込み、夢を犯すテロリストに立ち向かう“夢探偵”パプリカの活躍を描いたファンタジーサスペンス映画です。
有名な作品なので観たことがある方も多いのではないでしょうか?
まだ観ていない方は、ぜひこの独特な世界観を味わってみてくださいね!
<sony picturesより引用>
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映画の概要(あらすじ)
「夢と現実が、混じり合っている・・・」
精神医療研究所に勤めるセラピー機器研究者、千葉敦子。
彼女の裏の顔は、“パプリカ”というコードネームを持つセラピスト。
<DCミニ>という機器を使って他者の夢をスキャンし、悩める心をケアするパプリカ。
しかしあるとき、その<DCミニ>が何者かによって盗まれてしまった。
犯人はそれを悪用し、次々に人の夢のなかを犯し始めてーー。
3つの特徴
DCミニ
<DCミニ>とは、他者の夢に入り込むことを可能にする装置のこと。
敦子の勤める精神医療研究所で開発されたものです。
敦子こと“パプリカ”はこの装置を使い、神経症などを患っている患者の夢に入り、セラピーを行なってきました。
しかし、ある日突然奪われてしまったDCミニ。
テロリストは装置を悪用して次々に他者の夢を犯し、そしてその侵略はついに現実世界にまで広がってゆき・・・!?
キャラクターと声優
<映画.comより引用>
- パプリカ/千葉敦子:林原めぐみ
- 乾精次郎:江守徹
- 島寅太郎:堀勝之助
- 時田浩作:古谷徹
- 粉川利美:大塚明夫
- 小山内守雄:山寺宏一 他
主人公の千葉敦子/パプリカ役は声優の林原めぐみさん。
クールビューティーな敦子とチャーミングなパプリカはまるで独立した人格を持った別の人間のようで、この二人の演じ分けが見事でした。
天真爛漫で可愛らしく、包容力のあるパプリカのキャラクターはとても魅力的。
現実の敦子は理知的で堅いイメージなので、パプリカは敦子が無意識に憧れている自分のイメージなのかな?と思いました。
夢の世界
夢の中の世界という“ファンタジー”と、敵の正体に迫るという“サスペンス”の二つの要素を楽しめる作品。
特にファンタジー感あふれる夢の中のシーンは自由で楽しく、アニメーション化との相性も抜群!
冒頭から一気に作品世界に引き込まれました。
荒唐無稽で破茶滅茶な、狂っている夢の世界に吸い込まれてしまいそうな感覚は、なんだかクセになります。
芸術的な映像と美しい作画が特徴的なので、アニメーション好きの方はぜひ観てください!
映画の感想
有名な作品ですが一度も観たことがなかったので、今回観てみることに。
(原作も未読ですが、これをどう文字だけで表現しているのかとても気になりました。)
現実と虚構の境目が曖昧になってきている現代にも通ずる内容で、とても興味深かったです。
ストーリーはわりと定番なので万人受けしそうですが、映像やキャラクターデザインは好き嫌いが分かれそうな作品。
個人的には、この奇妙で不気味で雑然としたカオスな世界観がかなり好きです。
夢と現実の境界線が曖昧なのでわかりづらく感じますが、骨格となっているストーリーはわりと単純で明確。
そのせいか、映像自体は混沌としていますが、どこかシンプルな印象も受けました。
ストーリー性を重視する方は物足りないかもしれませんが、映像や音楽など全て含めて充分に満足できる内容だと思います。
まずは全てを理解しようと意気込まずに、独特な世界観を純粋に楽しみながら気楽に観てみてくださいね!
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この映画の総評
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