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こんにちは、ぽっぽです。
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『Diner ダイナー』監督:蜷川実花
藤原竜也さんと蜷川実花監督の初タッグにより実写映画化された、平山夢明さんの小説。
映像美と迫力のある殺し合いが魅力の作品です。
“ようこそ、殺し屋専用のダイナーへ。”
<映画.comより引用>
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映画の概要(あらすじ)
「俺は、ここの王だ。砂糖の一粒まで俺に従う。」
日給30万円の怪しいアルバイトに手を出してしまった孤独な少女・オオバカナコ。
命は助かったものの闇の組織に身売りされてしまったカナコは、<殺し屋専用のダイナー>でウェイトレスとして働くことに。
元殺し屋の天才シェフ・ボンベロが店主を務めるダイナーには、孤高の殺し屋のスキンや、サイコキラーのキッドなど、凶悪な殺し屋たちが次々にやって来て・・・。
3つの特徴
非日常なサスペンス
殺し屋専用の食堂(ダイナー)でのルールは三つ。
一.シェフに従うか、死ぬか。
二.殺し屋以外、入店不可。
三.どんな殺し屋でも、平等に扱う。
天才シェフ・ボンベロが作り出す極上の料理を目当てに、殺し屋たちが集うダイナー。
命がゴミのように扱われる狂気に満ちたダイナーで繰り広げられるのは、殺し合いのゲーム。
日常感は一切ない、非日常的なサスペンス映画です。
個性的なキャラクター
<映画.comより引用>
<キャストの無駄遣い>なんて言われてしまうほど、細部まで豪華なキャスティング。
一癖も二癖もある殺し屋たちを演じているのは、演技派俳優たちです。
藤原竜也さんといえば反射的に『カイジ』を思い浮かべてしまうのですが、この作品では圧倒的な存在感と大人の魅力を放っていました。
ヒロインを演じた玉城ティナさんはあまり知らなかったのですが、とても可愛らしかったです。
殺し屋たちの中でも異彩を放っていたのは、スキン役の窪田正孝さんとキッド役の本郷奏多さん。
窪田正孝さんの色気と、本郷奏多さんのサイコパス感あふれる演技がとても魅力的でした。
- ボンベロ(藤原竜也):殺し屋専用ダイナーの店主であり、元凄腕の殺し屋。
- オオバカナコ(玉城ティナ):料理だけを心の支えに生きてきた、孤独な少女。
- スキン(窪田正孝):全身傷だらけの孤高の殺し屋。ボンベロとは古い仲で、とある秘密を抱えている。
- キッド(本郷奏多):可愛らしい子どもの姿をしているが、無邪気に笑いながら死体を切り刻む正真正銘のサイコパス。
- ブロ(武田真治):筋肉自慢の荒くれ者で、ダイナーの常連。
- マテバ(小栗旬):スキンのボスで、組織内の東のトップ。容姿端麗&頭脳明晰な殺し屋。
- マリア(土屋アンナ):美しさと強さを武器に男達をかしずかせてきた、組織内の西のトップ。
- 無礼図(真矢ミキ):「美しいことは正しい」という信念を持つ男装の麗人。組織内の北のトップ。
- コフィ(奥田瑛二): 実質的に組織を仕切っている、南のトップ。 etc…
独特な世界観
サスペンス映画ということですが、内容は薄め。
映画というよりも、写真集やPVを眺めているような感覚でした。
ストーリー云々ではなく、蜷川監督の世界観を目的に観るのであれば、充分にその魅力を堪能できると思います。
サスペンスやアクションではなく、独特の色彩美や映像を楽しみたい方向けの作品という印象でした。
映画の感想
もともとは平山夢明さんの小説に興味があったのですが、なかなか読むタイミングがなく先に映画を観ることに。
ストーリー性ではなく、美しさを追求する耽美的な映画という印象でした。
物語としての内容よりも、映像美を重視する方におすすめの作品です。
原作の内容を知らないので小説との違いはわかりませんでしたが、最後がベタな恋愛ものになっているのが勿体無いなと思いました。
せっかく奇抜な設定なのに、展開がいまひとつで少しシラけてしまったというのが本音です。
ストーリーに物足りなさは感じるものの、蜷川監督と豪華俳優陣による映像の美しさと迫力は見応えがあるので、興味がある方はぜひ観てみてください。
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この映画の総評
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