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こんにちは、ぽっぽです。
今日のテーマはこちら
- 人気声優 × 集英社文庫!“よまにゃチャンネル”朗読本まとめ
みなさん、いよいよこの季節がやってきましたね!
今年も集英社文庫による夏のイベント<よまにゃチャンネル>の朗読本についてご紹介していきたいと思います。
2023年はどの声優さんがどの本を朗読してくれるのでしょうか?
耳で聴く小説もまた味わい深いので、興味がある方はぜひ最後までご覧ください♪
(実際にすべての朗読を聴いてみた感想も載せています!)
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目次
「よまにゃチャンネル」とは?
毎年夏の恒例である集英社の文庫本フェア「ナツイチ」。
その中でも人気の企画が「よまにゃチャンネル」です。
ナツイチ対象文庫の中から厳選した書籍を人気声優さんらが朗読してくれる
というもので、昨年も大好評だったみたいですね。
ちなみに2022年のラインナップについては別記事にまとめてあるので、そちらもあわせてご覧ください♪
詳細はこちらをクリック
【ナツイチ2022】人気声優たちが厳選タイトルを朗読! [よまにゃチャンネル/集英社文庫]視聴方法
前編はナツイチ特設サイトから。
後編は帯についている二次元バーコードから聴くことができます。
ネットで購入する場合は二次元バーコードつきの帯が巻かれていない場合があるので要注意。
対象となる文庫は<声優さんの写真付きの帯>が目印になっているそうなので、ぜひチェックしてみてください!
詳細はこちらをクリック
榎木淳弥さん×島﨑信長さんの朗読本
『逆ソクラテス』伊坂幸太郎(著)
「敵は、先入観だよ」
学力も運動もそこそこの小学6年生の僕は、転校生の安斎から、突然ある作戦を持ちかけられる。
カンニングから始まったその計画は、クラスメイトや担任の先生を巻き込んで、予想外の結末を迎える。
はたして逆転劇なるか!?
表題作ほか、「スロウではない」「非オプティマス」など、世界をひっくり返す無上の全5編を収録。
最高の読後感を約束する、第33回柴田錬三郎賞受賞作。
<集英社公式HPより引用>
五つの短編が収録された伊坂幸太郎さんの『逆ソクラテス』。
前編で公開されたのはそのうちの一編「スロウではない」でした。
主人公の声を榎木淳弥さん、主人公の友人や教師の声などを島﨑信長さんが担当されていました。
お二人のファンの方にはたまらないコラボなのではないでしょうか?
前編の段階では先の展開が全く読めないので、後編がとても気になります!
榎木淳弥さんの朗読本
『猫君』畠中恵(著)
茶虎で金目銀目の猫みかんは、病に伏せる育ての親から「お前さんは『猫又』になりかかっている」と告げられる。
20年生きた猫は、人に化けて言葉を操る妖になるというのだ。
先輩猫又によって吉原遊郭に匿われたみかんは、江戸城内に新米猫又の学び舎「猫宿」があると教わる。
さらに猫又史の英雄「猫君」の再来が噂されているらしく……。
みかんが仲間と共に数々の試練に挑む、お江戸ファンタジー!
<集英社公式HPより引用>
猫又“みかん”の大冒険を描いたお江戸ファンタジー。
朗読を担当されたのは、榎木淳弥さん。
『逆ソクラテス』の時の少年のあどけなさを感じられる話し方とは違う、しっとりと優しい声色が素敵でした。
個人的にはこちらの朗読の雰囲気の方がより好きです!
みかんの今後も気になる終わり方なので、後編も楽しみ。
梶裕貴さんの朗読本
『犬のかたちをしているもの』高瀬隼子(著)
「子ども、もらってくれませんか?」
彼氏の郁也に呼び出された薫は、その隣に座る見知らぬ女性からそう言われた。
薫とセックスレスだった郁也は、大学時代の同級生に金を払ってセックスしていたという。
唐突な提案に戸惑う薫だったが、故郷の家族を喜ばせるために子どもをもらおうかと思案して──。
昔飼っていた犬を愛していたように、薫は無条件に人を愛せるのか。
第43回すばる文学賞受賞作。
<集英社公式HPより引用>
「おいしいごはんが食べられますように」で第167回芥川賞を受賞した著者によるデビュー作。
前編は彼氏が妊娠させた女性から「子どもをもらってくれませんか?」と提案されるという衝撃的な場面がメインでした。
内容はかなり重たいものの、梶裕貴さんの淡々とした朗読であっという間の40分。
主人公が女性ということで、他の登場人物との分け方や気持ちの運び方を意識されながら朗読されたそうです。
『二十億光年の孤独』谷川俊太郎(著)
「二十億光年の孤独」「ネロ」「はる」「わたくしは」……
ひとりの少年が1対1で宇宙と向き合い生まれた、言葉のひとつぶひとつぶ。
青春の孤独と未来を見つめ、今なお愛され続ける詩人の原点を英訳付の二カ国語版で初文庫化。
著者18歳の時の自筆ノートを(一部)特別収録。
<集英社公式HPより引用>
前編は谷川俊太郎さんの『二十億光年の孤独』より、10編の詩が登場。
いやー、詩を聴くのっていいですね。
梶裕貴さんのよく透る声や余韻を含む朗読が、詩の魅力を存分に引き立ててくれているように感じました。
詩を“読む”のは難しいと思っていましたが、耳で聴く方がすんなり心に入ってくる気がします。
「普段詩を読む機会がない」という方にもぜひこの朗読を聴いてみていただきたいです!
神谷浩史さんの朗読本
『あなたの愛人の名前は』島本理生(著)
結婚を控えた恋人と同棲している瞳。
バーで浅野さんと出会い、生まれて初めて、ただひたすらに彼が欲しいと思って……(「あなたは知らない」)。
月に一、二回会う関係の瞳さんは、家に男の人がいる。
絶対に俺を傷つけない彼女との関係は、とても楽だと思っていたが……(「俺だけが知らない」)。
同じ部屋で同じ時を過ごしていながら、絶望的なまでに違う二人の心。
すれ違う大人の恋愛を描く全6編。
<集英社公式HPより引用>
全6編の中から今回選ばれたのは「氷の夜に」。
しっとりと艶っぽさもある声色が素敵で、それでいてどこかミステリアスな雰囲気にぐいぐい引き込まれてしまいました。
あえて感情を込めない淡々とした地の文の読み方も、物語の雰囲気とマッチしていてとても聴きやすい。
二人の関係は今後どうなるのだろう……?と先が気になる終わり方です。
『水を縫う』寺地はるな(著)
手芸好きをからかわれ、周囲から浮いている高校一年生の清澄。
一方、結婚を控えた姉の水青は、かわいいものや華やかな場が苦手だ。
そんな彼女のために、清澄はウェディングドレスを手作りすると宣言するが、母・さつ子からは反対されて——。
「男なのに」「女らしく」「母親/父親だから」。
そんな言葉に立ち止まったことのあるすべての人へ贈る、清々しい家族小説。
第9回河合隼雄物語賞受賞作。
<集英社公式HPより引用>
こちらの朗読も神谷浩史さん。
『あなたの愛人の名前は』とは打って変わり、関西弁が印象的な朗読でした。
先ほども思いましたが、神谷さんの朗読は耳に心地よく、スッと頭に物語が入ってきますね。
想像力をフル回転させなくても、自然と映像が頭に浮かんでくるというか。
前編は姉のウエディングドレスを作りたいという主人公を母親が反対する場面で終わってしまいましたが、今後どう展開していくのかが気になるところです。
島﨑信長さんの朗読本
『捜し物屋まやま 3』木原音瀬(著)
捜し物屋を営む不思議な兄弟、和樹と白雄のもとに居候する芽衣子。
マッサージ店でのバイト中、お客さんの由香から、大切な自転車を盗まれたと相談を受ける。
芽衣子達は捜し物屋に自転車捜しを依頼するが、和樹が犯人の恨みを買ってしまい……。
一方で和樹は、血の繫がらない義弟・白雄の実父らしき存在にも悩んでいて──。
白雄の出生の秘密が明かされる、ドタバタ事件簿第三弾。シリーズ堂々完結!
<集英社公式HPより引用>
昨年江口拓也さんが朗読された『捜し物屋まやま』の三作目を、今年は島﨑信長さんが担当されていました。
同じシリーズの作品でも、声優さんによって雰囲気が変わるので面白いですね。
地の文、男性の台詞、女性の台詞と声色の変え方が自然で、とても聴きやすかったです。
前編はほぼマッサージ店に勤務する芽衣子の話で、いよいよ捜し物屋の話に切り替わる….という絶妙なタイミングで終わってしまうのが憎い(笑)
続きが気になります!
仲村宗悟さんの朗読本
『恋に焦がれたブルー』宇山佳佑(著)
靴職人を目指す歩橙は、高校生の時、同学年の青緒に恋をした。
いつもボロボロのローファーを履き、ひとりぼっちの青緒に、歩橙は手作りの靴を贈ろうと思い立つ。
恋する気持ちを靴に込めようとする歩橙のひたむきな想いに触れ、青緒も彼に惹かれてゆく。
しかし青緒は、彼を愛おしく思う気持ちが身体に痛みを与える不思議な病を発症してしまう。
歩橙の愛情が、青緒の身体を焦がすように傷つけ……。
<集英社公式HPより引用>
純粋でひたむきでちょっと不器用な主人公と、仲村宗悟さんの声が絶妙にマッチしているなと感じる朗読でした。
切ないラブストーリーのようですが、前編は突拍子もない主人公の言動がどこかコミカルで。
青緒に自分で作った靴をプレゼントしたいと願う主人公は、これから彼女とどう関係を育んでいくのでしょうか。
後編はさらにドラマチックな展開が待ち受けている予感がします。
『できたてごはんを君に。』行成薫(著)
ダイニングカフェの新規開店に向け、看板メニューのカレー開発に励む璃空。
一方で、妻の杏南はワンオペ育児で疲弊していて……(「スパイスの沼」)。
若きパン職人・照星は、小麦アレルギーでパンを食べられない子供と出会う。
それなら小麦不使用の超絶うまい米粉パンを俺が作る! と決意するが……(「ハッピバースデー・トゥー・ユー」)。
食べることの本当の幸せを教えてくれる、最高のごはん小説!
<集英社公式HPより引用>
『できたてごはんを君に。』より「ほほえみ繁盛記」を仲村宗悟さんの朗読で。
温かみのある雰囲気と親しみやすい声が、とてもよく馴染んでいるなと感じました。
(特にまんぷく食堂の旦那さんの話し方が好き!)
美味しいごはんを作るコツは「一番食べさせたい相手を思い浮かべること」という言葉が印象的だったのですが、
前編の最後に仲村さんもこの言葉を素敵だと仰っていましたね。
普段あまり揚げ物は食べないのですが、これを聴いてカツ丼が食べたくなりました笑
まとめ
今回は2023年夏の「よまにゃチャンネル」朗読本についてまとめてみました。
みなさんのお気に入りの一冊はありましたか?
今年も声優さんのコラボや詩の朗読など、バラエティに富んだ内容でしたね。
まだ前編しか聴いていませんが、私は特に梶裕貴さんの『二十億光年の孤独』と神谷浩史さんの『あなたの愛人の名前は』の朗読に引き込まれました。
目で読む物語と耳で聴く物語とでは印象や味わい方が異なるため、ぜひ違いを体験してみてほしいです!
前編を読んで続きが気になった方は、原作を購入して後編も聴いてみてくださいねー♪
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