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こんにちは、ぽっぽです。
今日の一冊はこちら↓
『謎解きはディナーのあとで』東川 篤哉(著)
2011年に本屋大賞を受賞した大人気ミステリー小説。
櫻井翔さん&北川景子さんのW主演でドラマ化され、2013年には映画化もされている作品です。
ドラマは観たことがあったのですが原作は読んだことがなかったので、今回Kindle Unlimitedで読んでみました。
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本の概要(あらすじ)
「ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」
世界にその名を轟かせる「宝生グループ」のお嬢様でありながら、身分を隠して国立署で働く若き女性刑事。
令嬢と刑事、二つの顔を持つ彼女の名前は、宝生麗子。
仕事中はパンツスーツを地味に着こなしているが、大豪邸に帰ればドレスに着替えて豪華なディナーを嗜む、正真正銘のお嬢様だ。
上司である「風祭モータース」の御曹司・風祭警部の下、次々に起こる難事件に奮闘する麗子。
捜査に行き詰まるたび、“運転手兼執事”の影山に相談をするがーー?
令嬢刑事✖️毒舌執事がおくる、ユーモアたっぷりの大人気ミステリー!
3つの特徴
7つの物語
書き下ろしのショートショートを加えた、7つの物語で構成された短編小説集。
- 殺人現場では靴をお脱ぎください
- 殺しのワインはいかがでしょう
- 綺麗な薔薇には殺意がございます
- 花嫁は密室の中でございます
- 二股にはお気をつけください
- 死者からの伝言をどうぞ
- 宝生家の異常な愛情
難事件にぶちあたった麗子が執事の影山に相談し、彼が鮮やかに事件を解決するーー
という展開がお決まりのパターン。
タイトルからもわかるように、毎回起きる難事件はバラエティに富んでいて最後まで飽きさせない内容になっています。
ただ、本格ミステリーを求める方は物足りなさを感じるかも?
私はどちらかというと子ども向けのライトなミステリー小説なのかなと感じました。
毎回殺人事件は起きますが、グロテスクな描写は一切ないのでそういう点でも小中高生におすすめな作品です。
個性的なキャラクター
令嬢刑事と毒舌執事のコンビという、ユニークなキャラクター設定が特徴の本作。
「宝生麗子」:世間的にも有名な「宝生グループ」総帥のひとり娘。
正真正銘のお嬢様でありながら、身分を隠して新米刑事として働いている。
「影山」:宝生家の使用人。三十代の若さながら執事兼運転手という役職を与えられ、麗子に仕えている。
暴言すれすれの毒舌を麗子に吐きながらも、類稀な推理力で難事件を解決に導く。
他にも、毎回登場するキャラクターとして麗子の上司・風祭警部が挙げられますが、彼もかなりクセが強め。
上司である風祭が部下の麗子に舐められていて、お嬢様である麗子が執事の影山に小馬鹿にされている。
という立場の反転した構図がユニークですね。
この3人のコミカルな掛け合いも見どころのひとつです。
ドラマでのキャスティングは以下の通り。
- 令嬢刑事・麗子役:北川景子さん
- 毒舌執事・影山役:櫻井翔さん
- 風祭警部役:椎名桔平さん
(主題歌は嵐の「迷宮ラブソング」)
ドラマの人気も高く、同キャストで映画化もされましたね。
影山毒舌集
ドラマでもお馴染みの、麗子に対する影山の毒舌の数々はこちら⬇︎
「失礼ながらお嬢様ーーこの程度の真相がお判りにならないとは、お嬢様はアホでいらっしゃいますか」
「ひょっとしてお嬢様の目は節穴でございますか?」
「それでもお嬢様はプロの刑事でございますか。正直、ズブの素人よりレベルが低くていらっしゃいます」
「お許しください、お嬢様。わたくしチャンチャラおかしくて横っ腹が痛うございます」
「お嬢様、残念ながら、お嬢様のお考えは犬に食わせるほどの値打ちもございません」
ちなみに、小学館の公式Youtubeチャンネルではイラスト付きの影山毒舌集の動画が上がっていました。
影山の声を声優の櫻井孝宏さん、麗子の声を同じく声優の竹達彩奈さんが担当しているので、毒舌な影山がお好きな方はこちらもチェックしてみてくださいね。
本の感想
ミステリー小説ということですが、謎解き要素よりもキャラクター設定のインパクトの方が強い作品。
原作を読んでみて、たしかに映像映えしやすい作品だなと思いました。
トリックは思っていたほど突拍子もないものではなく、きちんと伏線を回収していくわりとシンプルな構成。
推理物としての物足りなさは否めないものの、ミステリー初心者の方や、性的描写・残虐な描写が苦手な方は安心して読めるミステリー小説だと思います。
コミカルな会話や文章の軽さからも、大人よりも子ども受けしそうな作品でした。
ちなみに、麗子役を松井恵理子さん、影山役を浪川大輔さん、風祭役を白井悠介さんが担当したオーディオブックもあります!
一話完結型の短編集なので、原作をまだ読んでいない方は気軽に読んでみてくださいね。
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